女体改造手術B

 深夜……理魅は全身の激痛に目覚めた。
 オレンジ色の明かりの中、手術台に大の字で固定された理魅は目を動かして自分の裸体を見る……切り裂かれた肉体内部には多数のチューブが挿入されていた。
(なにコレ!? あたしの体、何をされているの!?!?)
 すでに電子アイに交換されていた眼球が、理魅に昼間のような明るさで手術室を見せる。
 天井の鏡に標本のように切開されて、大の字に横たわる無惨な理魅の姿が映っていた。
(いっ、いやぁぁぁっ!!)
 何か処置がされているのか声は出ず、身動きもできない。 理魅が恐怖に怯えていると、別室のモニターで監視カメラで映した手術室の様子を見ていた麻酔医がやってきた。
「ダメじゃないか眠りから目覚めちゃ……さあ、もう一回、おねんねしようね……吸って、吐いてぇ……次に目覚めた時は、最高のエッチができる体に変わっているからね」
 理魅は再び麻酔医に眠らされた。

 翌日、理魅への手術が再開された……今日の改造作業は摘出しても、すぐには生命活動に影響が出ない臓器の摘出と人工臓器への移植交換だった。

 数十分後……理魅の肺は人工の肺に交換された。
 呼吸するたびに伸縮している、肺の近くにあった心臓の血管も一時的に体外にある人工心臓に接続される。
 次々と生体臓器が、機械やバイオ培養の臓器へと移植され、本来の臓器は廃棄物として処理されていく……腸も切除されて引きずり出され、消化効率がいいモノへと交換された。
 執刀医が言った。
「それでは、いよいよ子宮と膣を人工臓器に交換する……卵巣はそのまま残して活性化処置を施す」
 ビクンビクンと脈打つ人工バイオ子宮に卵巣管が接続されると、子宮は大人しくなりウズく子宮に手術中の理魅は、数回腰を軽く上下させた。
 理魅の一番大切な赤ちゃんを育む器官までもバイオ技術の人工子宮に移植交換されてしまい。
 男性のチ●ポを、くわえこむ筒状の敏感な器官も人工のモノに取り替えられ……その日の作業は終了した。

 その夜……手術室に一人、大きく足を開かれた理魅の性器に医療処置を行っている手術着姿の男性がいた。
 カチカチと金属製器具の音をさせて、理魅のマ●コをいじくっている男の手元を、後から入ってきた別の男性が覗き込む。
「随分と精が出るな……こんな夜中に一人で」
「オレの担当部位は女性の外部性器と肛門〔アヌス〕だからな……同時改造だと、他の担当部位とカチ合ってできないんだよ」


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