【淫魔都市】C

 掘削機の先端からは生身のチ●コ飛び出していた、背中を向けた響子の足首を、緩衝付きの重機アームで優しくつかんで持ち上げたマララが言った。
「オレの高速掘削抽送を受けてみろ!!
 そのままマ●コに、挿入されて激しいピストン運動の掘削をされる響子。
「おッおぉおぉおぉ!!!」
 足首をつかまれた響子の裸体が激しく揺れる。
 響子は白眼を剥いて意識を失った、だが体の方は、さらなる快楽を求めて掘削に合わせて腰を動かしている。
 ドクターストップが無いまま、意識を失った響子を掘削し続けるマララ。激しすぎるピストン運動。
「下の世界から来た女はバケモノか! うッ!?」
 いきなりマララが響子の強烈な膣圧に耐えきれず、白濁の精液を大量に射精した。
 意識を失った響子の体が、膣から白濁液を噴出して前方へ飛び。
 合体を解いたマララも仰向けで後方に倒れる。
 響子の尻がさらに快感を求めて上下にピクピク動いているのを見た、審判の判断は──勝者・響子だった。
 コロシアムの淫魔族席側から、どよめきが起こる。
「勇者マララが負けちまったぞ」
「下の世界の女は、どこまで淫乱なんだ?」
「雌の巨象さえもイカせた、あのマララが破れた!?」
 番狂わせの混乱が続く中、コロシアム中央が清掃と重機の片付けがされて第二回戦の試合者の、ヌーブラと我美が進み出る。
 ヌーブラの足元には一匹のシャム猫、そしてヌーブラの手には毒々しい模様の食虫植物の鉢植えが持たれていた。
 ヌーブラが言った。
「あたしはマララのようには、いかないわよ……」
 ヌーブラの体が光りに包まれ、食虫植物とヌーブラが合体する。
 両肩から伸びたハエトリ草のベトベトした蔓状の突起物、股間には巨大なラフレシアのような花が開き性器の匂いを放っている。
 二つの乳房はハエトリジゴク草のようにパカッと開き。
 外見からはわからないが、膣と子宮はウツボカズラのような形状に変化していた。
 ヌーブラが粘液で濡れる股間の花ビラをクパッと指で、左右に押し開いて言った。
「この姿になった時の、あたしの体からは男の精子を活性化させる。誘淫効果がある匂いが分泌されている……あたしの性器の粘膜に男のチ●コの先端が触れただけで、男は射精する……でも、チ●コを持たない女のあなたには、この姿で相手をするだけムダね」
 食虫植物との合体を解いたヌーブラは、足元にいたシャム猫を抱き上げる。
 ヌーブラとシャム猫が光りに包まれ、ヌーブラは猫と合体した。
「おまえの相手は、この姿でするニャン……チ●コが無い女同士で、どうやって抜き差しセックスするニャン。潔く負けを認めるニャン」
 猫耳と長い尻尾、目の周囲と手足の先がシャム猫のように黒くなったヌーブラは、我美に向かって尻尾を振り挑発するようなポーズをする。
 それを見た我美は天を指差して言った。
「どこかの、おっちゃんが言っていたっス……我を美しいと思う裸族人類の女が我美だと、そんなに男のチ●コが欲しかったらくれてやるっス」
 我美の手の中に、どこからか、バッタ型の変身アイテムメカが跳んできて収まる。我美は変身ベルトのバックルに昆虫メカを装着する。
「……変身」
 我美の裸身に昆虫の外皮のような水着が装着され。
 弾け飛んだ破片が避妊具を装着しようと走ってきたコンドーム小僧を直撃して、コロシアムの壁まで両目が渦巻き模様になって気絶した小僧を飛ばした。
 我美が言った。
「今回は擬態能力を使うっス」
 我美の姿がマララの姿に変わる、驚くヌーブラ。
「マララにゃん!?」
「望み通り、男のチ●コ押し込んでやるっス」
 数分後……ベットに押し倒されたヌーブラは我美が擬態したマララから抽送されていた。
「あッあッ、いつものマララより激しくてたくましいニャン……すごいニャン……あぁぁぁぁ」
「まだまだっス……もう一工夫、別の淫乱ライダーの力を加えるっス」
 我美の手に携帯電話が現れ、我美は数字を入力する5・5・5。
 我美の胸からチ●コに向かって赤い光りのラインが走りチ●コにパワーが集まる。
「イクっす、昇天するっス……ふんむっ」
 ズドッとした衝撃がヌーブラの子宮を震わせ、脳天まで快感が突き抜けた。
「ひぎぃぃぃぃ!? あふぅぅぅ」
 悦楽の笑みを浮かべながらヌーブラは、頭の中が白い砂か灰のようになって、崩れるように昇天した。

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あきゅろす。
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