【真日本国】大パニックAユニコーン・キラーエース
光波粒子の【月●蝶】羽を背中から出して、空中に浮かんだキラーエースの裸体にロボット機体の開閉切り込みのようなモノが現れ。
乳房や胴体や太股に現れた切り込みの隙間から、ネオンのような緑色の燐光が見えた。
キラーエースが言った。
「『顔面逆デストロイモード』……ユニコーン」
キラーエースの顔が中央から割れ、額に一本角が生える。割れた顔面が閉じて、キラーエースは『ユニコーン・キラーエース』となった。
「こうなったら誰もアテを止められんぜよ、電波ジャック洗脳に耐えた、おまんらを裸にするぜよ」
キラーエースの【月光●】から放たれ広がるナノマシンが隊員たちの衣服を、ボロボロに変えて裸にした。
「うわぁぁ!? 衣服が!」
遠隔操作型起動砲台で狙いながら裸の隊員たちに、デストロイモードのキラーエースが言った。
「さあ、アテとセックスがしたいと言うぜよ」
キラーエースは、真日本国の電波ジャックを解いた。
タコ型宇宙船の船内で軍医タコは、紅茶をすすりながら、キラーエース襲来で大パニックになっている『真日本国』のニュースを壁モニターで見ていた。
ビル街を政府の規制で抑制され続けてきた性欲の解放感から、全裸で楽しそうに駆け抜けていく若者たちを軍医タコは見守るように目を細める。
「『真日本国』にも、やっと性革命が起こりましたか……あの国は『国民の性を管理して、性行為を伴わない人工受精繁殖させる法』なんて、度を越えたふざけた法案を出した時から将来を危惧していましたが……これで、真日本国も淫らな国に変わるコトでしょう」
モニターには、衣服を着た女性レポーターが、裸天国となったビジネス街をレポートしている場面が映っていた。
ビジネスビル街の向こう側には特徴的な形をした岩山が見える。
女性レポーターが現場レポートをする。
《あたしは、裸族人類が出現して混乱している、スクランブル交差点近くのビジネス街に来ています……スクランブル交差点方面に繋がる道には、すべて進入禁止のロープが張られています》
レポーターの背後を裸体にネクタイをした、裸営業マンが通過して、裸OLのグループが歩いていく。
《それでは、あたしも裸になりたいと思います……ハァハァハァ》
女性レポーターは惚けた表情で、脱衣をはじめた。
ブラジャーの肩紐をズラし、前屈みでショーツのフチに指を引っ掛けて少し下げたところで画面が乱れCMが入る。
紅茶を静かに飲みながら、軍医タコが言った。
「真日本国で抑制されていた性欲が、一気に解放されましたか……こうなったら政府の手には負えないでしょうね」
その時、宇宙船の壁に立て掛けてあったミイラ女の棺がガタガタ揺れて中からミイラ女の声が聞こえてきた。
「ここを開けろ! 今見た場所をもう一度映せ!」
棺のフタが開き、少量だけ裸体に巻かれた包帯がほどけた、半裸のミイラ女が転がり出てきた。
乳房やヘソと陰毛が露出した、ミイラ女が軍医タコに訊ねる。
「テレビに映っていた場所はどこだ?」
「『真日本国』ですが……何か?」
「チラッと見えた、特徴的な岩山には見覚えがある……間違いない! あの岩山の場所が黒歴史の裸女一年戦争があった場所だ! あの山に裸女が埋もれている……わたしをあの岩山に今すぐ連れて行ってくれ、頼む」
ミイラ女の言葉を聞いた軍医タコは、岩山へと直通する『どこでもホール』を開いた。
『真日本国』の路地裏……衣服を脱ぎ捨て、しゃがんだ裸の怯える男女と、それを嫌な笑みを浮かべながら見下ろしているキラーエースの姿があった。
「『千八百人斬り』は達成できたぜよ……着衣人類で少し遊ぶぜよ」
キラーエースは怯えるカップルの女の方を捕まえると、幼児に放尿をさせているような格好で女性を背後から抱え上げた。
性器丸見えの羞恥ポーズに、赤面した女性は絶叫する。
「いやぁぁぁぁぁ!!」
「さあ、恋人のマ●コに前から、チ●コ押し込むぜよ」
男性はキラーエースから命じられるままに、放尿ポーズの彼女の膣穴にチ●コを押し込むと、腰をクヂュクヂュと前後に動かしはじめた。
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