日本国裸族襲来パニックA半裸人類『アイアンレディ』参戦

 グレイトな姉の魔神ガーが言った。
「キラーエースさんと言ったわね、ここは、この世界の淫らな解決方法に従って、あたしたち三姉妹も『千人斬り』に参戦するぐれぇぇぇと!! それであたしたちが勝ったら、キラーエースと白我美は問答無用で自分たちの並列世界へ帰ってもらう! ぐれぇぇぇと!」
 偉大な魔神ガーの提案をキラーエースは鼻先で笑う。
「それは、駆逐艦が空母に勝負を挑むようなモノぜよ……ふッ」
 グレイトな魔神ガーが、引き攣った笑みを浮かべながら、人指し指を天に向けると稲妻が人指し指と顔横の┗ ┛型の角に落ちて蓄電される。
「【サ●ダーなブレイク】だ、ぐれぇぇぇと!」
 それを見たキラーエースは。
「電気のビリビリは苦手ぜよ!『千人斬り』やりたければ勝手に参戦すればいいぜよ!」
 と言うと。背中から光波の蝶羽を出して逃げて行った。


 その頃……乙姫の方も別の日本国で『千人斬り』を行っていた。
 生徒たちが悲鳴をあげて逃げ惑う、校舎の廊下で捕まえた男子高校生徒に女性騎乗位をして、腰を上下させて男を犯している乙姫は手にした鉄板をポリポリとスナック菓子感覚で食べていた。
「この鉄を食べられる能力も、小腹が空いた時は重宝するけれど……それ以外は使い道が無さそうね……んっんっんっ」
 校内放送で。
《ただ今、学校敷地内に侵入した恥女が男子生徒を無差別に襲って犯しています……恥女を発見しても興味本意で近づかないように、恥女と遭遇した場合は陰部を保護して、すみやかに安全な場所に避難してください》と、いう内容の。
 校内放送を聞きながら裸の乙姫は男子生徒の胸を、肉食動物が前足で獲物を捕らえたような騎乗位ポーズで裸身を揺らす。
(『千人斬り』の数を稼ぐために、生徒が集まっている学校を選んだのは正解だったわね。軽く百人以上は数を稼げたわ……久しぶりの男とのセックスだから、この子の肉体で少し長めに楽しむか)
 乙姫が肉欲の棒で拡がった膣穴を締め付けて、抜き挿しで膣穴が引っ張られるような感じのピストン運動を続けていると、前方から乙姫に向かって歩いてくる女性教諭〔きょうゆ〕の姿が見えた。

 タイトスカートとヒールが高い靴を履いた女性教諭が、歩きながらインテリ眼鏡を外して言った。
「ずいぶん、校舎内が騒がしいと思ったら、うちの学校の生徒に好き放題やってくれたわね」
 靴を脱ぎ捨てた女性教諭は歩きながら、ストッキングを破り捨てる。
「あんた、ケチで根性がネジ曲がっていて、男日照りの性悪裸女の乙姫でしょう……噂は聞いたわ『千人斬り』勝負をしているそうね」
 女性教諭は歩きながら、ブラウスのボタンを順番に外し、タイトスカートのファスナーを下げる。
 女性教諭は歩きながら脱衣をしていた。
「あたしも、伊達に絶対に犯せない先生……オカ先生と生徒たちから言われているワケじゃない。あたし以外の部外者女に担当クラスの生徒を犯されて黙っていられるか」
 女性教諭はついに、パンツを破り捨てブラジャーを引き千切って全裸になった。
 どこからか飛んできた赤い金属パーツが、女性の肘から先の腕、膝から先の足、頭には両側に羽型飾りオブジェが付いたヘッドバンド、乳房を隠すホタテ貝型のアーマー鎖ブラジャー、そして恥丘を隠すホタテ貝型の鎖アーマーパンツが装着された。

 手の平とパンツアーマーには◎型の、熱線発射レンズが取り付けている。
 背後から見ると鎖だけでアーマーが留められている、危なげな女性教諭を見て男子生徒を犯している乙姫が言った。
「元クラゲ側裸族人類の半裸人類『アイアンレディ』ね……んッんんんッ」
「うちの生徒を犯しながら会話をするな! しかも軽くイッたでしょう……さっき半裸人類の仲間を呼んだから」
 アイアンレディがそう言った時、開いていた窓から鉄扇をヘリコプターのプロペラのように回して、フンドシ姿で頭に日の丸ハチマキを巻いた裸の女が廊下に飛び込んできた。



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