恋するあの子は無表情。
…さん。
「……君、だれ?」
突如現れた美形は俺と美少年を交互に見た
「なっちゃんの彼氏?」
美形は妖しく口元を歪めて、美少年に聞いた。
「そんな…!僕は司様以外の男に興味なんてっ…!!」
涙目で訴える美少年…。
意地の、悪い奴だな…。
「へぇー、かわいいコト言うじゃん…」
そう言うと美形は美少年に近づき、
「……。」
俺の目の前でキスをした。
……常識知らずばっかりだ…。
「…ハァ。」
無表情な溜め息が出た。
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