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episode1-08



事務所は意外と広い作りになっており、長めのテーブルを真ん中に椅子がいくつか用意されていて、壁には一人一人のロッカーが用意されている。



更に奥へと進めば、店長が事務作業に使うパソコンデスクと試着室程度の広さの更衣スペースが並んで2つ。



椅子に座っていたサクラは事務所の扉が開くとともにいじっていた携帯から扉へと視線を移した。



「おはよう、シカマル。ナルトもお疲れ様。」



「あぁ、おはよ。」



「サクラちゃん、おつかれー!!」



シカマルとナルトはサクラに近づき、テーブルの上に広げられたお菓子を摘む。



「あ、ちょっと!何勝手に食べてんのよ!」



「チッ、いいじゃねぇか別に。」



「そうだってば!サクラちゃんが食べすぎないよーに、お手伝いしてるんだってばよ!」



"俺ってばやっさしー"と菓子を摘む手を休める様子のないナルトにサクラの拳が振りあげられる。



「サクラちゃんヒデーってばよぉ。」



頬をさすりながら涙目のナルトにシカマルが"バカ、更に怒らせてどーすんだよ。"と呆れた視線を送る。



「ちょっとオマエら。俺の存在は無視なわけ?」



ふいに掛けられたなんとも間抜けな声。



声の方へと視線を移せばこれまたなんとも情けない顔をしたカカシが立っていた。

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あきゅろす。
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