新感覚RPG Sexual Fighter(本編)
◆気付けない勝◆
受諾可能な依頼はDIOからでも確認できるらしい。
とりあえず初日というのもあり、勝は帰路につく事にした。
まずはどんな内容のものかじっくり見て、それから依頼を受けようと思ったようだ。
機械のくせに生々しく喘ぐエレベーターを無視して外へでる。
ウザったらしく絡んでくるアナウンスを完全にシカトしていると最後に『放置プレイですかぁ〜?』と、機械音が急変し、どう考えても人間の声にしか聞こえない声でスピーカーがぼやいた。
勝】『はッ?!プレイヤーだったのかよ?!機械音声の真似上手すぎるだろ!!』
驚いて思わず返答してしまう勝を嘲笑うかのように、無言でドアはバシンと閉まった。
勝】『うわッ…散々絡んどいてこれかよ…
コイツ最てー』
苛々のせいなのか、もとから阿呆なのか…
彼はアナウンスの機械音声は声真似でなくボイスチェンジャーだということに気づけなかった。
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