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広報コラム 鬼門道場広報部長の柏崎仁志によるコラム
2020-07-20(月)
今月のプレイバック 新たなる世界最高のカード!!

―2018年3月24日 シリーズ最終日 PPV「GRAND GATE \」 東京ドーム Tradition Gate'18―

メインイベント
SKヘビー級王座戦
シングルマッチ
60分一本勝負
●アレックス・テイラー(第二十三代王者)

○子門鳳玄(挑戦者)

※53分12秒
飛凰

第二十三代王者が八度目の防衛に失敗。子門鳳玄が新王者となる。

試合詳細



子門鳳玄とアレックス・テイラー。

それは対極をなす存在である。


2016年1月。
アレックスは鬼門道場に姿を現す。

今までの鬼門道場に足りなかった外国人トップヒールというピースを埋め、さらに圧倒的なトップレスラーとしての風格、実力、実績。
鬼門道場のみならずこの業界のレベルを底上げした。

アレックスは瞬く間に鬼門道場の中心を侵食して行き、2017年には自身がリーダーとなってHELL GAIAを結成。
同年、SKヘビー級王座戴冠、最強鬼門道場トーナメント優勝、年間MVP受賞と鬼門道場の頂点を極めた。

圧倒的な力で、尽く対戦相手を退け、ヒールにも関わらず観客からの支持も得始める異常事態。


そんな異常事態に待ったをかけたのは、エース、子門鳳玄。

RYOTAとのSKヘビー級王座挑戦者決定戦を制し、GRAND GATEでのアレックスの相手として立ち上がった。


両者は試合前から互いのイデオロギーをぶつけ合う。

何処にも属さず、己の力のみで結果を残し続け、侵略者として鬼門道場完全制圧に後一歩まで迫ったアレックス。
鬼門道場で生まれ育ち、団体のエースとして過酷な戦いを潜り抜け、団体を守る為に戦い続ける子門。

両者は一歩も譲らなかった。


そして、2018年3月24日。


1年にも及ぶHELL GAIAを中心としたストーリーの終結試合がメインイベントで行われた。

試合は、両者の卓越したスキルとこの試合に懸ける気持ちがぶつかり合い、業界の歴史に残るベストバウトとなる。
最後は、子門が飛凰で勝利し、見事SKヘビー級王座を取り戻す。

絶望をもたらした闇の魔王を、光の勇者が討ち取り、再び皆に希望を届けた。


あれから2年。
機械仕掛けの神が世界を変え、雑草達が活力を与え、新しい鬼が新時代の扉を開こうとする中、再び両者が相見えることになった。

再び鬼門道場の頂点に立つ、その戦いに挑む権利を掴む為に。


エースか?魔王か?


夏の最強戦士となるのは、ただ一人。
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