※MMメイン 今日の任務は比較的簡単だった。ただ、ある女をリサーチしてくること。だけどつらかった。 「MMですか」 気配を消したのに気づかれてしまった。ヤツはいつだってそう。 「………」 「お疲れ様です。……?」 手の中にある写真とメモを渡せば任務完了。大好きなお金がもらえる。それなのに中々手が動かないでいた。ヤツが心配そうに見てくるのがわかった。 「ねえ、骸ちゃん‥」 「なんですか?」 「その子、て骸ちゃんの何‥?」 聞きたくなかったけど聞いてしまった。だって、聞かずにいられないから。心の底では自分にいいように考えた、のかもしれない。でも骸ちゃんは笑顔でこう言った。 「僕の一番大切な人ですよ」 その笑顔があんまりにも優しくて、胸がぎゅうって苦しくなった。その笑顔はそれだけその子を大切にしてるってことで。あまりにも、強い衝撃で口を抑えた。目も熱くなってきて、視界が少しぼやけた。息も苦しい。思わず、背を向けた。こんな姿私じゃない。きっと情けない姿なんだ。 「‥MM……?」 「、わ、たすわ。ち‥ゃんと」 「‥はい。」 「ほ、うしゅうの、代わりに、頼み‥が、あるのっ」 「はい。なんでしょう?」 思いっきり飛び込んだと同時に写真とメモのぐしゃって音がして、静かに涙腺が破壊した。 胸貸しなさいよ (涙で濡らしてあげるわ!) title 無気力少年。 ----- ワンパターン‥‥。 そしてハル受けオンリーのつもりなのに‥ まあ一応M→骸→ハルなんですが。(→ハル)て感じもするけど。 MM好きだけどやっぱり片想いとかが好きだな。骸春好きだし。 悲しい思いばっかさせてごめんね。 そしてひそかに骸→ハルの思いがきゅん。w [*最近][過去#] [TOP] [戻る] |