DIARY


2009-09-15(火)
葵の部屋 ]

「記念すべき連載10回目。短いようで長かったね、ここまでたどり着くの」
「何事も長く続けるということは難しいってことでしょ、流」
「おや、でも私達の付き合いに難しいことは何一つなかったと思うがね」
「大ありだよ」
「例えば?」
「君が勝手に僕の部屋に入る。僕の雑誌を勝手に読む。僕が進めていないゲームのネタをばらす…なんかもう、呆れて何も言えないよ」
「それってすごく家庭的な悩みだね」
「そう。君が世間知らずなまま大人になったせいで」
「な ん だ と ?」
「急にドス効かせないでよ、怖い」
「すまなかったね。まぁ、ここは気を取り直して次の新しいステージへの祝賀をしようと思うんだが、ステーキを食べに行こうではないか!」
「ねぇ、ステーキはいいんだけど、某ステーキチェーン店のサイコロステーキだけは勘弁ね」
「ああ、今噂のO-157だね。私は何ともなかったよ」
「ちょっ、君食べたの?てか、何ともないってどんなお腹してるんだよ!?」
「私は吸血鬼だからね」


糸冬。
次回からは流の部屋に変わります。

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