Diary
2023-10-24(火)
次に繋げる
年間365日中、きっと350日くらいは運転しています。
高校で免許を取ったもののペーパードライバーで今の地へ来て早10年。
ついに実家までの約400キロの距離を1人で運転するほどになりました。
心はいつまでも初心者マークです。
こんにちは管理人です。
高齢者が事故を起こす事件が多々ありますね。
もちろん環境によりけりですが
バスもほとんどない(次のバスまで4.5時間はざら)
電車もない
タクシーもない
この環境で車がないと生きていけないのは事実なので
実際、90歳超えの方、足の不自由な方、難聴の方
そんな、もう運転をやめたほうが良いのでは…と思うけれどまだしている方を沢山見ます。
難しい問題ですね。
でも、命を守るために
冷静な判断をしなければならないと思います。
家族含めて。
前回、私もいつかこんな人になりたいと思った
ということを書いたと思うのですが
その方との忘れられないエピソードを今日は書こうと思います。
私の今住む地域は、上にも少し書きましたが
公共交通機関は壊滅的だし、未だに集落なんて呼んでいるような
本当に僻地です。
そしてほとんどが大家族で
核家族はほとんどいません。
うちはその中でも珍しい核家族です。
私には2人子供がいるのですが
上は7人、下は4人しか同級生がいません。
みーんな同じ保育園で生まれたときから一緒の子達。
(なんせ1つの保育園しかないのでみんなそこに入ります）
そして学童がありません。
子供が保育園の時までは良かったのですが
上の子が小学校に入った3年前から、仕事に支障が出るようになりました。
それでも、なんとかなんとか職場に融通利かせてもらって
働いていて、一緒に働く方にも迷惑を沢山かけています。
それだけじゃなくて
子供が風邪ひいたときや行事のあるとき
いつも申し訳ない気持ちでいっぱいで
ちゃんと働けないことの情けなさもありました。
そんなことをつらつらその方に話していた時
なにも申し訳ないと思う必要はないよ。
自分も働きながら子供を育てたけどその大変さは良く分かる。
仕事中、何度もこっそり抜けさせてもらっては子供を病院に連れて行ったり授業参観に行ったりしたよ。
情けないなんて思うことない。子供優先は同然のこと。
そして、もし今そういう気持ちがあるのなら
次、あなたが逆の立場になったときに、助けてあげなさい。
私も沢山助けてもらったから、それと同じことをあなたにしているんだよ。
だから、いつか私の立場になったときに
その時、その人を助けてくれればそれで良いんだよ。
と言ってくれたのです。
本当に、あの時の嬉しさと感動は忘れられません。
私は1人目は里帰り出産をしたのですが、2人目は帰らずに出産しました。
2人とも帝王切開で、2人目の時ちょっと私が危なかったのですが
産後誰よりも早く駆けつけてくれ
実の母よりも先に下の子を抱いてくれました。
私にとって第二の母のような方です。
実際、冠婚葬祭について、季節の行事のやり方について、郷土料理について、子育てについて
この10年で色々なことを教わりました。
仕事でどんなに大変なことがあったときも
自分のことより、私のことを考え助けてくれる
本当に優しい方です。
何度も、その方の考え方にハッとさせられてきました。
出会えて本当に良かったと思います。
私もいつか自分の子育てが終わって
子育てに奮闘しながらも働く人と一緒になったとき
今私がしてもらっているようなこと
そして言葉をかけてあげられる人になりたいと思います。
それが私の、今の目標です。
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