文置き場
2011-05-01(日)
高校生×中学生で事後(少し閲覧注意) 2 +短文

護衛天草×戦人

↓高校生×中学生

戦人は恥ずかしそうに目を伏せる。頬が少し赤くなっていた。
それから甘える様に身を寄せてくるものだから、天草は慌ててそれをやんわりと押し留めた。不満げな目がこちらを見る。


「なんだよ」
「いや、この状態では、…ちょっと…」
「駄目?」
「…その格好で引っ付かれると、あの、…そういう気分にならないとも限らないでしょう」


お互い何も身に着けていないのだ。素肌など合わせてしまったら、また昨晩と同じ行動に出てしまうかもしれない。
戦人はきょとんとして、それから目を細めた。


「…なればいいだろ、そういう気分に」
「……はい?!」
「もう1回やったし、別に構わねえだろ?その、……せ、セックス…」


愛らしく頬を染めて、精一杯背伸びをするような物言いに、喜んでと返してしまいそうになる。もう一度抱いてしまいたくなる。おい、さっき反省した所じゃねえか…!しっかりしろよ、俺!


「…じ、十三がしたいなら俺もしたいし…」


とんでもない殺し文句だ。この状態でそれを言うのは、いくら何でも反則過ぎる。下手すると勃ってしまいそうだ。
それを何とかなけなしの理性で押し留める。ご馳走を目の前に辞退なんて勿体ないが―――いや、勿体なくない!


「…はは…ほら、そうしょっちゅうしてたら体が持ちませんぜ?」
「別に平気だぜ?寝たから疲れてねえし…」
「…………いや、でも、…こ、腰とか痛めるかもしれませんから!」


ふっと、戦人の表情が不機嫌になる。背中を冷や汗が伝った。


「…何だよ、俺とはもうしたくない?やっぱり女の子の方がいいのかよ?」
「そ、…そんな事は全く無いです!」
「じゃ、しようぜ」


しまった、と思った時には、手遅れだった。
布団を捲って、戦人は体を起こす。未だ自分よりは少しだけ小柄な、未発達な裸体が露わになる。思わず生唾を飲み込んだ。所々赤い跡が付いていて、ああ、これは、俺が付けたのか。


「十三」


腹の上に馬乗りになられたのと、俺の理性が吹っ飛んだのとは、多分同時だ。


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