不透明な愛を君へ贈る 2013-05-10(金) ぼこりあい 〜松本乱菊と黒崎一護の場合〜 「きゃー!一護!どうしちゃったのよぉ!その顔!可愛いお顔が…!」 「…はよーっす乱菊さん。」 「おはようじゃないわよ!どうしたの!?転んだとか言わせないわよ!?左頬だけ綺麗に腫れてんじゃないの!唇も切れてるしい!」 「ハハ…これでも大分腫れ引いたんスよ?って…そんなに酷い?」 「痛々しいわよ!なに!?ケンカ!?あんたいくつよ!もうヤンチャ盛りは越えたでしょうが!」 「うーん…ケンカっちゃあケンカだけど…まあ、私情っつーことで。今日は奥に引っ込んでていい?」 「…厨房はあんたに任せるけど…大丈夫なの?私情って事はあの人絡みでしょ?まさかと思うけど…」 「あ、DVとかじゃねーから大丈夫。単なるケンカー。やんなっちゃうよね本当!ごめんな乱菊さん…コレ引くまでさ皿洗いしとくわ」 「仲直りしなさいよ?あとで手当てしてあげる」 「ん。ありがとう」 〜白崎と浦原喜助の場合〜 「…………」 「言いたい事あんならどーぞ」 「…………」 「オイ。笑い堪えてんじゃねーぞ」 「……ぶっはっはっは!ぶ、ブサイク!ぶっさいく!ボロ負けじゃん!なにその顔!ぶっはっは!良かったな浦原!接客業とかじゃなくて!」 「笑い事じゃないっス。」 「はは!痛ぇ?」 「痛いに決まってる。触んな」 「あ…やべえ…なんかお前のボコリ顔見てたら、欲情した…」 「気持ち悪い!気持ち悪い!アタシ!一護さん一筋ですから!ノーモアゲイ!」 「一護抱いてる時点でゲイだろうが」 「一護さん限定ですそこらへん混同しないで欲しいっス!」 「オレだってノーモアノロケだ!その調子で仲直りしてこいよっうぜえ」 「嫌っス」 「ああ?」 「今回はアタシ悪くないっス」 「…めんどくせーー!」 ぼこり愛好きです。仲直りの仕方が分からない大人二人なら尚良しです。 [*最近][過去#] [戻る] |