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日々池田  気まぐれに更新!
2007-02-10(土)
四つ葉

そういえば一昨年の春先は植物に凝っていた。植物の名前をひたすら覚えたり、植物園巡りに精を出したり、実際に購入し成長の過程を日記に書いたりもした。
その当時、割に近所の植物園に行ったんだが、そこはスポーツ施設なんかも備わっておる大きな大きな公園の中にあり、ついでだから朝から弁当をこしらえて、いわゆる独りピクニックというやつを体感しようと張り切った。
しかしその日はどういう訳か、植物より独りピクニックの方に気持ちが傾いていたので、植物園にて一通りやっつけ作業で見終えると、颯爽と園内のだだ広い芝生に出向き、木陰にブルーシートを敷き、早速にこしらえた弁当を開けては、独りピクニックを堪能した。
容量二リットルの魔法瓶に入れたお茶も底をつきかけたその時、横ばいになりつつぼんやり芝生を眺めていると、ふいに芝を構築しておる三つ葉達に目が奪われた。そういや、四つ葉のクローバーなんて伝説めいた話があるが、そんなもの必死に探したこともないし、まして、その事すら信じる余地もない。
などと若干の妄想癖であるのにかこつけて、あれこれ思いを耕していながら、ぼーっと一点を集中的に凝視しておると、ん?
ん?ん?んんー?
誠にもってかたじけない。あるではないか。いや、え!?お前やろ、皆にちやほやされ止まない四つ葉ののれそれは。のれそれ、ポン酢でな。
のれそれ?穴子の稚魚や。そんなんも知らんのか、ボケ、ハゲー!阿呆が。
あーっと、話がやや脱線したが本当にあっさり、あっけなく、無感動のままに、四つ葉を発掘してしまったのである。

まー、それからどうのがあったとかはひとまず置いといて、その四つ葉は池田秘蔵コレクションにて大切に保管はしてあるが、ご利益があったかなんて、あったとしても気付かないし、それの為だなんぞ思いも依らないが故、知る由もなし。
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また、遊びにきてね。
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