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日々池田　 気まぐれに更新！
2007-01-25(木)
ルーレット
昔から幾度と見てる夢がある。
ただ、それを具体的に説明する事は出来ない。朧気に頭に描けはするのだが、人は出てこないし、物質が出てくる訳でもない。だからそこには無論自分はいないし、動物もいないし、原付もないし、マンションもなけりゃ、冷奴もない。
そういう類ではなくして、何と言うか、夢の中で更に夢を見ているかの様な。
しかしこの夢、唯一はっきりしているのは相当に怖いのである。夢そのものには参加を余儀なくされ、一種の強迫観念を背負わされている。
だから、起きれば寝汗をかき間違いなくうなされているのだ。怖いのには当然理由があり、上手く言えないが、常に得体の知れない何かに追われている。

例えると、止まることの出来ないルーレットの中に自分が居て、転がる玉から逃げようと必死で、でも客観的に見てるので自分はルーレットの中心に居て、玉の転がる様を把握出来てて、しかし何故か追われている。恐らく気持ちが追われているんだろう。速度は一定じゃなく激しく転がることもあれば、緩やかで止まりそうな時もある。常に追われてはいるものの、時折突然、余裕が持てる場面に遭う。玉の状態具合が噛み合っていない時で、その時自分はやっと、まるでかくれんぼをしている際に渾身の隠れ場所を確保出来たみたいに一息つけるんだが、そんな良い状況が長続きしない事は、自分も解っているし、玉にも見透かされている。
また、逃げながらも、操作出来る筈もないのだが、そういった状況を何とか作りだそうと思案している。
それこれ全てはある意味、玉の気分次第なんだが、前述したホッと出来る時には綺麗なお花畑のような場面がちらちら顔を出してくれ、束の和やか心地を味わさせられるが、急激に加速している間は象に踏みつけられるかの様で、怖さの絶頂なのである。

そんな奇妙な謎の夢。

そういや随分とご無沙汰にしている。あまり見たくはないが、見てみたい気にもなってきた。
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また、遊びにきてね。
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