ショートストリー(SS)置き場
読み終ったあとに感想などをくれると嬉しいですm(_ _)m
2007-11-17(土)
私のご主人様日記(SS)
今日もご主人様は10時に起きました。
毎朝決まって10時にお起きになさるので、私達は10時までに準備などを済ませてしまいます。
「おはよ、メア」
「おはようございます、ご主人様」
ご主人様は、朝起きると必ず私の頭を撫でて下さいます。私はそれを嬉しく思います。
そして、その後はリビングで朝食をお召し上がりになります。
今朝の朝食はご主人様のだぁい好きなコーヒーとトーストです。
喫茶店などのモーニングセットによく似た感じの朝食で、ご主人様はとても嬉しそうでした。
ご主人様が嬉しいと私も嬉しいです。
ちょっと遅い朝食をお召し上がりになった後は、自室に閉じこもりお仕事をなさいます。
ずっとパソコンの前にお座りになり、どんなお仕事をなさっているのかは私の口からは憚れますが、細かい数字の変動の中で色々取引きなさっているそうです。
2時間程お仕事をなさった後は、お出掛けされました。
部品を買いに電気街へ行くと仰っていましたが、ご主人様はアンドロイドでもお作りなっているのでしょうか?
日が沈みかけた頃に、ご主人様はお帰りになられました。
「ただいま〜」
「お帰りなさいませ、ご主人様」
「夕飯は外で済ませて来たから」
そう言うと、ご主人様は再び部屋にこもりました。
いつもなら、夕飯をお召し上がりになった後は、私とたくさん遊んで下さるのですが、今日は多分お忙しいのでしょう。全くもってお相手になさいませんでした。
だから私は、ご主人様の部屋をノックしました。
ご主人様は無言でドアを開けて下さいました。
そしてそのままベッドに連れていかれ、ご一緒にお休みになられました。
ご主人様は以外に甘えん坊さんです。
でも私は、そんなご主人様の事がだぁい好きです。
そう、これが私のご主人様。
私は猫だけど、この気持は誰にも負けません。
END
――――――――――――――――
もうメイド喫茶のブームは過ぎたのでしょうか。最近はそういった特集を見なくなりました。
真のメイドとは、やはり主人に忠実に従うだけではダメです。
やはり主人を想う気持ちがなければなりません。
まぁ、別にどーでもいいような僕の気持ちをSSにしましたw
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