[携帯モード] [URL送信]

日々精進
萌え語りとか普通の日記とか色々…。
>>呟き
2011-06-28(火)
リハビリ2

前の職場の夢を見たその日に、お客さんで前の職場の上司が来てまじびびりしました。何?予知?



人の趣向ってやっぱ面白いですよね。最近DFFのスコール受け漁りをしているんですが、BSRも取り扱っているサイトさんを見ると政宗受けが少ない(笑)ま、まあ政宗とスコールって共通点は組織の指導者ってくらいですもんね…。
それに、これが好きならこれも好きなはず!って決まっていたら、おそらく世にCP論争でお友達と仲違いする方はいませんよね。あ、私はやったことないですが(やる相手がいませんからNE☆)
過去はまったキャラを振り返ってみてみると、私の経歴の中で政宗ってちょっと異色なんですよね。私はクール(冷静)系キャラが好きなはずなのに…(政宗はかっこいい(笑)という意味ではクールだと思うけど、決して冷静ではないと思う)





あ、また2000字くらいの短文です。一個前の日記のサナダテ♀←佐助の政宗視点でございます。お暇な方はどうぞ。

じつはイメージはドリカムが歌うような切ない中にも爽やかさがあるような三角関係を目指しているんですよ一応…!





「あ」

ぽつりと零された幸村の声に、政宗は立ち読みしていた雑誌から顔を上げた。
幸村の持つ買い物カゴには、大量の菓子とジュースが入っている。どちらかの家でゆっくりするとき、彼はよくこうしてコンビニで好物のチョコレートやポテトチップスなどを買い込んでいく。驚くべきは、そのほとんどが彼の胃袋に一晩で収まるところだろうか。体重や肌のことを考えると、政宗にはとてもではないが恐ろしくて出来ない。しかし、彼はそうではないらしい。そればかりか、そんな暴挙をしても太る気配も無ければ肌はニキビ知らずのツルツルで、見ていると腹立たしさを感じることもある。
なので、買い物カゴの中を見て買い過ぎか?と思い至って声を出したのではないだろう。所持金が足りないのだろうかと、雑誌を棚に戻して男に近づくと、視線は財布でも買い物カゴでもなく、自身の手に向けられていた。
その様子を見て、政宗も合点がいく。
お気に入りだと言っていつもつけていた指輪が無い。

「多分、佐助の家でござるな。昨日、あやつの家で遊んだので」




そんな出来事から数日。未だに幸村の指にあの指輪は無い。
別に、自分が贈ったものではないのだが、しかし何故か左手薬指という意味深なところにはめられたそれが無くなってから、周囲からあらぬ誤解を受けてしまい、政宗は不機嫌だった。
梅雨も間近の6月上旬のことだった。その日は少し早い夏日だった。Tシャツにスカートとサンダルという涼しい出で立ちで政宗が向かった先は、佐助の家だ。
正直、政宗は佐助が好きではない。理由は簡単だ。佐助が政宗のことを嫌っているからだ。
それが何故かまでは政宗にもわからない。心当たりが無いので、こればかりはどうしようもないし、どうかしようとも思わなかった。わざわざ嫌がっている人間に近づくほど、政宗も酔狂ではない。
しかし、今回は違う。自身の精神衛生がかかっているのだ。幸村は指輪の在りかがわかって暇なときにでも取りに行けばいいと思っているようで、あてにできないのだ。
それでもやはり、嫌われていると自覚している人間の自宅を訪ねるのは勇気がいる。自身には驚くほどに拒絶反応を示す彼だ。顔を見た途端、ドアを閉めるくらいはするかもしれない。
政宗は深呼吸をした後、佐助のアパートのインターホンを押した。
「リハビリ2」へのコメント

コメントはありません。
コメントを書く
[*最近][過去#]
[戻る]

無料HPエムペ!