名前変換無極短小説
※狂・グロ・微裏…含有※
shortの小ネタになるので内容が被ることがあります
2008-09-12(金)
儚く脆い幸せは(雲雀+10)
彼女は幸せそうに笑う
今にも崩れそうな精神の上で
自分は幸せの絶頂だと叫ぶ
「ねぇ、まだ聞こえないの?」
「まだ三か月で胎盤蹴りあげる暴れん坊がどこにいるんですか……雲雀さんじゃあるまいし」
ふぅん、そんなものなの…っとつまらなさそうにふてくされる雲雀さん。暴れん坊は否定しないんですね。
「ところで名前はどうするんだい?」
少し乱れた襟元の袷を直して立ち上がる雲雀さん。
「まだ決まっていませんよ。綱吉に決めてもらいます。ねー、赤ちゃん?」
「……………そう」
ふっと微笑んで雲雀さんは優しく頭を撫でてくれた。
「あ、雲雀さん……綱吉は何時まで仕事なんですか?あまりに放置プレイが続くようなら離婚してやるって伝えて下さいよ」
クスクス漏れる笑みを隠せずに言えば雲雀さんもクスっと笑った。
「さぁ、何時になるかな。長引きそうだからね。まぁ離婚したら僕が君を引き取ってあげても良いよ」
「ふふふ、優しいんですね雲雀さん。考えておきます」
ねぇ赤ちゃん、何時になったらあなたのお父さんは帰ってくるのかなぁ。
遅いねぇ…。
お母さん待ちくたびれて死にそうよ。
畳みの上で眠りこけてしまった彼女は
とても幸せそうに涙を流した
儚く脆い幸せは
‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡
現実から逃げた君の中でのみ成立する
綱吉×主←雲雀が大好物('A')ノ
綱吉が死んだことを受け止められず現実逃避
見守る雲雀ハァハァ
‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡
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