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★右京の日記★←建前ではなく、本音を語る日記です(^^)
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2021-06-25(金)
救われた息子の一言

 娘が結婚したいと言い出した時のことである。
 仔細を聞くと、職場の上司で16歳も年上だという。しかも当然ついてくる「バツイチ」。

 何で?何でこの年でいきなり四十男の親にならんといかんのじゃ?何で、いきなり、こんなドラマの設定みたいな状況に突き落とされねばならんのじゃ?

 私は家で仕事をしていて、家に人が来るのを嫌っている的なところがあるので、それを気遣って、駅前の喫茶店に来ているという。その日は夫も私も気が動転しまくりで、ただ反対の意向を娘に告げ、「行けないし、行くつもりもない」と断った。私たち夫婦は、日頃から「理解がある」「物分かりがいい」とどこでも通っていた。それが、自分のこととなると、全く変わってしまう。「物分かりが悪く理解のない人間」になっていた。

 しかし息子に、
「結婚するのは姉ちゃんで、お母さんたちじゃないんだから、自己責任ということで認めてあげれば?」
と言われ、夫も私もハッとした。確かに、私たちは可能性で言えば娘よりも先に死ぬ。これからの彼女の人生をどこまでも見守ることなど、到底できはしない。更に息子は、
「子供が学校に入ったら、『お前の父ちゃん、爺ちゃんだな』と言われていじめに遭うのは目に見えてるから、姉ちゃんにその覚悟さえできてればいいんじゃないの?」
と、娘に言っていた。ここで家族は大爆笑。

 で、取り敢えず、その次の日曜日に駅前の喫茶店で、家族全員で娘の彼氏に会うことになった。
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