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2021-04-06(火)
松方弘樹シリーズ【7】〜「褒めて褒めて」僕は褒められて伸びる子

 松方さんは17歳で主演デビュー、その後もほとんどが主役か準主役で、文句なしの「大スター」である。

 前にも書いたが、立ち回りがものすごく上手くて、「時代劇俳優」と言い切ってもいいほどの腕前である。やくざ映画しか知らない人は、私もそうだったが、驚くに違いない。
 そんな松方さんだが、何かで読んだのだが、
「親父どのには一度も褒められたことがなかった」
と言っていたそうだ。そう言ったのは70歳を過ぎて、自分で映画製作や監督もしている時である。

 また、「仁義なき戦い」で坂井(松方さん)のところに広能(文太さん)が来て懐に手を入れた時、「待て、わしを撃つのは待て!」と言いながら慌てふためいて窓際に逃げて、開かないから焦って「待てーーーっ」と叫ぶ。(広能はただタバコを出そうとしただけなのだが)それを
「文太さんに『その演技、いいんじゃないの』と褒められた」
と語っていたそうだ。

 デビューから主役や準主役で役者人生を送ってきた松方さんが、そんな風にいじけたり喜んだりしているなんて、何か不思議で、失礼だがかわいいと感じてしまった。

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