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MEMO
2019-07-28(日)
天気の子見た！
見えない星をちまちま書いてるんですけど、終わりそうで終わらなくて。今週バタバタしてたので、来週末は予定ないのでどうにか完結できるといいな。

ところで先週の土曜日に、天気の子見てきた。私は結構新海ヲタである。
そのため君の名はのヒットのあとの新海がどう攻めていくのかはかなり気がかりだったので、天気の子は前評判などは一切耳にしない状態で見たくて公開二日目で行った。ここからネタバレ。





小雨降るＴＯＨＯシネマズ新宿に友達と行ってきたんだけど、映画見てたらこの映画館付近や歌舞伎町が舞台のため、映画見てるときも映画の世界観の中にいる感覚が不思議で、おわったあとは、主人公の男の子が途方にくれてさまよっていた歌舞伎町を歩くのでなんだか感慨深かった。はからずも聖地巡礼状態。
しかも関東の梅雨が記録的に長引いていたのと、天気の子は全く同じ設定で雨が降り続いているので、現実と映画のシンクロ感がはんぱなかったわ。現実の天候が世界観とリンクするとは新海持ってるわーと思わずにはいられなかった。
今日は梅雨明けしたのか関東はまぶしいくらいの夏日だったんだけど、「陽菜ちゃんのおかげ…？」と思ってしまったのは私だけではないはず。

そして、今回私にクリティカルヒットだったのは須賀さん。須賀さんタイプすぎてのたうち回りたい。ＣＶ小栗旬の須賀さんが好みすきて、映画見た翌日も須賀さん見たさに一人で近所の映画館に足運んでしまったわー！！あああああ、三回目いつ行こう…
友人にも映画見終わった直後に「須賀さんタイプなんだけど…」と呟いたら「そうだと思ったわ。あんただめんずだもんね」とさらりと言われた。私のカップリングとか抜きで単純にタイプなのはエヴァの加持さんである。映画館のエヴァの来年の予告見ても「ところで加持さん何処行ったんだよ！！！」と叫びたくてたまらない。つまりなんというか須賀さんはその系統ラインにいると思われる。
かなり前だがサマーウォーズを見に行ったときも、見終わったあとに友人達に「あんた侘助タイプでしょ」と言われ、図星すぎて恥ずかしくなった。
ツイッターで同じ性癖の奴はいるか、と思って検索したたら、加持さん、須賀さん、侘助は共通項な人が結構いて「ですよね〜！！」と一人はしゃいだ。
須賀さんは、はからずも一人身になってしまった男特有のだらしなさ侘びしさ、理想と現実のはざまで揺れる年を取った大人の悲しさ、若さだけで走る若者を見て羨ましいと感じる心とか、この色んなごちゃまぜになった感じがなんかほんといいのよー！！年齢的に共感してしまうのが須賀さんなのもあるけどさ。
一回目のときは、ストーリーを追うのに必死だったんだけど、二回目は須賀さんの人となりが分かった上で見れたから、帆高に対する須賀さんの葛藤がほんと泣けてきた。帆高を子供のために切り捨てたあと、禁煙してたのにタバコ吸って飲んだくれて、夏美にののしられるシーンがなんかツボすぎて…。そのあとの、あの廃ビルでの帆高が警察に捕まりそうになったときの「帆高に触るな！」と殴りかかっていくところが、ほんと胸にきたわ。可愛がっていた自分に似ている家出少年の帆高を捨てようとしても捨てきれずに助けてしまうところがたまらん。
あと凪先輩最高！！少しでもショタの気があるなら見にいけ。間違いなく凪先輩のとりこになる。１０歳にしてあの恋愛偏差値の高さ、かっこよさ、いさぎよさ、は女子も男子もみんな惚れるわ。

天気の子は、見たあとは面白かったけど君の名はのほうが上かな〜とは思ったんだけど、劇中歌の女性ボーカルの「グランドエスケープ」が歌もそのときの映像も本当に素晴らしくて、家に帰ったあと歌詞みたりＰＶ見たりしてたら、ストーリーと映像とのシンクロがはんぱないことに気付き、また見たくなってしまうマジックに。
さらにラストの「大丈夫」って曲が、あの賛否両論のラストシーンを見た上で改めて聞くと、映画を見ているときはわからなかったんだけど、すごく帆高の気持ちや決意を歌っていることに気付き、うわあああああ、となりまた見て聞きたくなるこの罠。曲と映像のシンクロが完璧なものは麻薬だよね。映画館でまた見たくなる。私は新海のこの罠にはまりやすい。
天気の子は、君の名はほどのわかりやすいハッピーエンドではないけれど、なんというかスルメ的な味わいがあると思う。個人的には。
須賀さん押しの私はあと２回ぐらいは見に行きたい…。





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