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「ぅ、あ…ぁあん!せ…んぞぅッ!!」
「今日は、やけに感じているな…」
「もぅ…!もう入れてぇ…っ、仙蔵のでいっぱいにしてよッ」
私は彼方がくれる快感に酔い痴れながら淫らに悶える、愛撫を施してないそこからは蜜が溢れ彼方を欲す。
こんな身体にしたのは彼方、卑猥な音は欲情を掻立てる興奮剤。
「ッハ!…良いだろうくれてやるっ」
――ズブリ、
「ぁあああ゙ッ!!」
「く…ァッ!」
「ふっ、う…もっと深くしてぇ!!」
グヂュグチュと音を発てながら彼方のいきり立つ雄が私を貫いていく。
秘部が疼いて熱くて溶けてしまいそう、彼方をこんな顔に出来るのは私だけで良いのにと願う。
「凄い濡れようだなっ、そんなに私が欲しかったのかッ…?!」
「ひぁあ!!っあ゙ア!仙ぞ…おッ!」
激しくて何もかもがどうでも良くなる、この時間が止まれば良いのとさえ思う。
壁に背中を預けたままの私の右太腿を持上げた彼方にビクビクと爪先が痙攣する。
私は彼方の首筋に顔を埋めてチクリと赤い痕を残してやる、腹癒せと言わん許りに。
結合部からは白濁が見える、それが滑りを良くしていた。
互いに熱く火照った肌を合わせて流れ落ちる汗が気持ち良い。
彼方が快感に顔を歪ませる微妙な変化が堪らない…。
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