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持て余す身体
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「ぅ…く、名前を入れてね!」
「仙蔵ぉお…!!キ、スしてぇえ…ッッ!」

「あぁ…幾らでもしてやる…ッ!」

「ふッ…ぅうう!」


ほんのりと色付いた頬に熱の籠った瞳が色っぽくて私は彼方に魅入らされる。
口付けは甘くて苦しくて身体の芯からビリビリと電流が走り抜けるような感覚がする。

もっと… もっと…


私から離れる事等許さない、一度手に入れたモノは全て私のだ。
私に狂え、お前は私だけの女だ。


彼方が私に執着しなくても私を求めてくれる時があれば構わない。
だからお願い、もっと私の名前を幾度も紡いで。


もっと… もっと…


「はぁ、っ…名前を入れてね中に出させてもらうぞ!」

「うん…!!中に出してっ…!」

――ドクッ、

膜内で脈打つ雄が一際大きくなった、中に注がれていく白濁が熱くて私は果てる。

「ンァあアああッ!」
「くっ……」


そして私の意識は薄れていった、彼方の切れ長の瞳を最後に映して…。



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