Destiny〜if〜 4 リナさんから聞いた話をすぐには理解できなかった。 傭兵。 戦争を食い物にしている人達。そんな人が私を助けたなんて… 「ただの偶然だったみたいだけどね。彼らだって人ですもの。助けるべき人がいて、その時力が有れば助けるわよ」 まだ、よくわかないけどリナさんの言うことは信じられる気がした。 キラに似たやさしい雰囲気とバジルール中尉のような凜々しさを持ち合わせた人。 そんな風に感じたのだ。それは、もしかしたら悔恨の想いをただ重ねているだけかも知れないけど。 [前へ][次へ] [戻る] |