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Destiny〜if〜
何気ない日常に4
穏やかな、優しい日常に確かに影を落とす、彼の面影。
―…生きているのかしら
―…泣かないでいるといいな
フレイは自分を抱き締めた。
―…どうか、みんな幸せでいて。
腕を解いてリナの部屋、医務室のドアに手を延ばす。
―コンコン
「先生、入りますよ」
―カチャ
「ローズ…」
「っフレイ!?」
あぁ、懐かしい響きだ。私の名前を呼んだのは懐かしく、ここにいるはずのないミリアリアだった。
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