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Destiny〜if〜
何気ない日常に3
そして今、エナは笑っている。自分の余命が長くないことを理解して尚。
「ローズさん、みて」
画用紙の上に繊細に描かれた色とりどりの花木に鮮やかな小鳥の群れ。
「今日も素敵な絵ね。」
「うん!」
フレイは、緑色で描かれた小鳥をそっと撫でた。
「ローズさん?」
「あっ、ごめんなさい。ぼーっとしたわ」
フレイは苦笑いした後、リナに薬を貰ってくると言って部屋を後にした。
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