短編 片ー5 気合いで弾きやがったよ! でも感電してるな。 ざまぁみろっ 「今のうちに逃げろっっ!!」 森の出口に向かってダーシュッッ!! 後ろからは唸り声を上げて奴が来る! 「追いつかれますっ」 そーだな。モンスターの足に叶うはずねぇよなぁ。 「こんな事もあろうかとっ奥の手!」 俺はポケットからある物を出す。 ふっふっふ〜〜っっ 武器屋のオヤジからもらった最新式の超小型爆弾♪ これっ碁石くらいの大きさしかねぇんだっ!この世界に碁があるかって?ま……こまけぇ事は気にすんな☆ 「リィマ!火ぃくれ!!」 「煙草じゃないんだからぁ―っって何するの?」 「まぁ見てなって」 しっかり火をもらって点火。 一度だけ足を止めてキマイラを睨みつける。 おっライオン頭が口開けてやがる! 「そぉ――れっっ」 口の中に入った! 「死に物狂いで走れ―――!!」 「わかりました!」 「急ぎましょ〜〜」 走りながらリィマに『早』の魔法…いわゆる体を早く動かせる魔法を掛けてもらう。 [*前へ][次へ#] [戻る] |