王者立海生の日常 観光 「―――――ねー、ねー ゆまっち これホ●っぽい服じゃない!? どーしよー買っちゃおうかなー」 「次のイベントの費用に貯めとかなくていーんスか?」 「お前らなんでここに来てまでそんな話なんだよ…」 ************ ―――エイシュンがよもぎに服をあてながら眼鏡を光らせる 「アナタ守りに入り過ぎなんですよ もう少し攻めを見せなさい その服余計子供っぽく見えますよ」 「別にわたしの服のことはいいですッ!! レザーはわたしの趣味に合わないです…」 「レザーはこの秋流行りますからノープロブレムです」 「一緒にお洋服見てくれるなんていい彼氏さんですね〜 しかもカッコいいし」 「「彼氏なんかじゃありませんよ!!」」 はぁ〜、と わざとらしくため息をついて エイシュンが眼鏡をあげる 「こんなおバカさんには興味はありませんよ」 「わたし別に馬鹿じゃありません!!」 「そうやってすぐ怒るところが頭の足らない証拠ですよ」 喰ってかかるよもぎを鼻で笑うエイシュン 「次はワタシのほう付き合ってもらいますよ」 「(自分からすすんでこの店入ったクセに……ッ)」 マイペースなエイシュンに 山程文句を言いたかったが、 携帯と鍵を握られている以上、 よもぎは大人しくエイシュンの後ろを着いていくしかなかった [*前へ][次へ#] [戻る] |