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「俺の名前は唐沢ツルギ。高3。生まれは2月14日。血液型A。好きな奴はお前だ幸村」



彼こと唐沢ツルギ…先輩は、簡単な自己紹介をしてきた。
さりげにまた告白されました。
というか何故自己紹介?



「これで、知り合っただろう?
 じゃぁ付き合えるよな」



あー、そういう意味ですか。
いや俺が言いたいのはそう言う意味じゃなくて、それなりに友達みたいな関係から知り合い段々とそういう関係なるというか何と言うか。
大体あなた先輩でしょ。
後輩の俺より二年長く生きてんだから少しは頭使え!
後輩の俺を困らせないでよ!!
先輩美形何だからより取り見取りでしょーが!
何だって俺?



「幸村」



名を呼ばれ意識をそちらに向ければ唐沢先輩は一歩一歩こちらに近付いて来ていた。
そうなると必然的に俺は一歩一歩後ろに下がる訳で、段々と後ろに下がる俺は等々壁へと追いやられている状況だ。



「幸村」



壁へと追いやられ前には先輩。
どうするべきかと段々と焦り始めていた俺の右手を先輩は掴み自分の口元へと運んだ。
呆然とその動作を見ていると

チュッ。

と掌にキスを落とされた。
今の俺の顔は真っ赤だろう。
なんせ美形に掌にキスをされれば誰だって照れる。
羞恥で死にそうだ。



「っ!////」

「幸村。ハイだ、言ってみろ」

「…は、ぃ?」

「そうだ」



嬉しそうに笑う先輩を見て、可愛いと思ってしまった。



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