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超ミニミニ小説 〜一日に一回更新…できたらいいな的な何か〜 一日に一回、日課としてミニミニ小説が書ければなぁ〜という企画部屋です!ジャンルは様々、カプも様々です!
2009-11-04(水)
児童何ちゃら法って騒がれてる今だけど…(ルンファク3小説)



「何よ!噛むわよ?!」

なぜか…
なぜか僕は…、

「ふんっ!!!」

シアさんの妹、
モニカちゃんに嫌われています;;;

「…あ、あのぅ」
「噛むわよ?!」
「えと…あはは…」
「『えと』じゃないわよ、噛むわよ?!」
「…ガムは?」
「ちゃんと噛むわよ…ってノリツッコミさせるんじゃないわよ!!」

あ、ちなみに僕は花屋さんに居ます。
シアさんに用があって来たのだけれど、お買いものに行っていて
ウェルズさんはお風呂屋へ。
そして………

「う〜っ…」
「あは…あはははは…」

別に嫌いじゃないけど………あっちは僕のコト、苦手なんだと思う;;

「…じゃあまた来ます」
「待ちなさいよあなた!!!!」
「はい?」
「ちょっとくらい…私と遊んでよ」
「…モニカちゃん?」

もしかして…ほら、よくクラスに居る
『好きな娘をイジめる男の子』
的な?!…いや、別にモニカちゃんは僕に恋心を抱いてるってワケじゃないし;;

「…わかりました。何をして遊ぼうか?」
「ん〜とね、お医者さんごっこ」
「お医者さんごっこ??」
「モニカはどっかの大学病院のエラい教授、マイスは手術は成功するんだけどこの後容体が悪化して死んじゃう患者さんの役ね」
「モニカちゃん、その設定何とかならないかなあ…??;;」
「…何よ、不満?」
「うん、ただの通院してくる患者さんの方が良いかな〜って;;」
「…じゃあわかった、マイスがお医者さんね」
「あ…あれれ〜?;;」






***


「じゃあマイス、『次の方どうぞ〜』って言って!!」
「はい…えと、次の方どうぞ〜」

すると…
モニカちゃん、女優魂のスイッチが入っちゃったそうで;;;

「先生…モニカの病気って何なんです?」
「…;;」
「先生!ガンなら…そう仰ってください!!!」
「重いなあ、うん重いよ;;どんな設定なの??;;」
「えと…ガンで余命3カ月ながらも必死に生きる女性の話」
「…普通のにしようね〜!;;何に影響されたんだか…」
「もう〜…あ、これ使って」

モニカちゃんがポケットから取り出したのは、

「聴診器…?」
「うん、古いのをマージョリーさんからもらったの!だから付けて!」
「うん、わかりました」

と言ってモニカちゃんから受け取り、再開。

「はい、どうしました〜?」
「ちょっと熱が…」
「そうですかあ…じゃあ聴診器、あてますね〜」

とモニカちゃんはいきなり服をたくし上げる;;

「Σこれは『ごっこ』なんですから!!」
「何よ?さっきからマイス、文句ばっかり…ぐすっ」

え?!
僕…モニカちゃんを泣かせた??!!

「ちょちょちょ!!泣かないで、泣かないで!!ね??」

ガチャ...

「お待たせしましたマイスさ………」

バサッ!!

シアさんが店に入るや否や、買い物袋を落とす…。

「シ…シアさん??」
「…っ!!??」
「おっ…おねえちゃん!!!!」
「マイスさん、モニカになんてことを…??!!」

へ…??
…おいおいおい!!!
確かに…モニカちゃんが半裸で泣いてる。
そして断片的にこの場面を見たシアさんは………




誤解するよなあ…;;;

「こっ、これは違うんです!!!!;;;;」
「あ、あっち行ってください!!」
「信じてくださいよ!!これはモニカちゃんがしようって!;;」
「…うわ〜〜〜ん!!!!」
「そっ…そんな〜っ!!!!」








こうして、しばらくの間町を出入り禁止にされた僕でした…。

「僕は何もやってな〜い!!!」






【おわり】
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