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超ミニミニ小説 〜一日に一回更新…できたらいいな的な何か〜 一日に一回、日課としてミニミニ小説が書ければなぁ〜という企画部屋です!ジャンルは様々、カプも様々です!
2009-02-11(水)
【バレンタイン記念】チョコフォンデュ【ラグミス】

〜チョコフォンデュ〜






僕が農作業から帰ると、

「あ、ラグナさんお帰りなさい」
「…;;」

なぜかミストさんが家に居た…。
あれ、カギ閉めたハズなのに;;;

「あの…」
「はい?」

そして、テーブルの上が何やら散乱しており、
ミストさんは台所で何やら料理をしていた…。

「ミストさん、料理を作っていただけるのは有難いんですがせめて僕に一言ぐらい…?;;」
「あれ…迷惑でした…?」

ミストさんが包丁を持ってこっちに向いてくる;;
こっ、怖いよ!ミストさん!

「めっ、迷惑じゃないんですが;;その…」
「なら良かった♪」

…良いんかい!

「もうすぐ出来ますから座って待っててください♪」
「ははあ…」

でもミストさんが何を作ってるのか気になる…;;
しかも今は午後3時だし;;;

すると、台所から甘〜い匂いがしてきました。

「ん…良い匂いですね」
「はい!ラグナさんのために頑張りましたから!」
「これは…チョコですか?」
「はい!」

そうするとミストさんがお鍋を持ってこっちのテーブルまで来ました。

「はいはい、出来ましたよ〜」
「わあ!…でもなんで今日にチョコなんですか?」
「ん?…なんでですっけ?」
「…;;」

意味もわからずにチョコを!?

「あ!何処かの国で今日に女の人が男の人にチョコを渡すって習慣があるそうなんです」
「へえ!」
「…って、Yahooのトップページに書いてました!」
「…;;;」

でもよく見るとチョコが溶けて液体状になっている;;;

「あの…溶けてますよ?」
「『チョコフォンデュ』って言って、」

するとミストさんは銀色の刺し棒にイチゴを刺しました

「こうゆう風にチョコをすくって、付ける。そして…あむっ」
「おいしそうですねえ!」
「ええ!おいひい!」
「じゃあ僕も早速、」
「待ってください!」
「はい?」
「ラグナさんには…特別ですよ?」

ミストさんが顔を赤らめて僕を見つめる。
まっ、まさか!ミストさん自身にチョコを塗りたくって
『私をフォンデュしてください』
的な!?んで表情は少し恥ずかしがって!
やばっ…!興奮してきたぞぉ〜!!!

「はい、これ」
「はい?!」

そして3秒後、僕は現実世界へと引き戻された…。

「カブです。フォンデュしちゃってください!」

…合うわけないじゃん!










***


2009年バレンタイン記念小説第一弾!
ラグミスによる「チョコフォンデュ」編でした〜!







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