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超ミニミニ小説 〜一日に一回更新…できたらいいな的な何か〜 一日に一回、日課としてミニミニ小説が書ければなぁ〜という企画部屋です!ジャンルは様々、カプも様々です!
2008-12-06(土)
あたらしい日々F



光の先に居たのは………

「ミミミ…」
「あれ?」

ミストさんが僕の方へと近づいてきた。
そして僕の顔をまじまじと見つめた…

「…どこかでお会いしたような方がいます」
「…狽ヲぇ?!ミ、ミストさん!!」
「はい、私がミストです」
「そんなボケはいりませんよ!!;;」
「あはは…面白い方ですね。というかラグナさんにソックリですね〜」

えぇぇ…
なんてこったい、ミストさん…

「いえ!本人ですから!;;」
「そうだったんですか?こんな所で会うなんて奇遇ですね♪」
「ミストさんを探しに来たんですよ!(怒)」
「あっはっは!ラグナの探してる娘ってミストのことだったんかい!」
「ステラさん、ラグナさんとお知り合いだったんですか???」

どこまで天然なんだ、この人;;

「ミストさんを探してる最中立ち寄って一晩ここに泊まらせてもらったんです」
「まあ!やらしい!」
「………」
「な〜んて、ウソですよウソ」
「今、早く訂正してなかったらヒロインであるアナタを殴ってましたよ…!!!」

僕は拳を下げた。
ふぅ、危ない危ない;;;

「…それよりもミストさん、ここで何をしてるんですか?突然居なくなったからみんな心配してますよ?」
「それは心配おかけしました。皆さんに私は無事だとお伝えください」
「え…えと…一緒に帰らないんですか?」
「はい、誰かが私の事を呼んでる気がするんですよ」
「残念だけどラグナ、この娘は新興宗教にハマっちゃってもうここから出られないんだよ…」
「本当…ですか?」
「ウソに決まってるじゃない」
「…まずあなたを殴って良いですか…っ??!!」
「そうだ!」

すると、ミストさんは何かを思い出したかのようだ。

「ラグナさんもこの町に住めば良いんですよ!」

ミストさん…
正気か??!!

「えぇっ?!そんなムチャクチャな…」
「たしか、私の家の横に誰も住んでいない家がありましたよね?」
「ああ、あるけど…あそこは手入れもしないし、畑は荒れ放題だよ」
「大丈夫です♪ラグナさんは畑のお手入れが得意なんです♪」

ダメだ、もうこの人……(泣)
助けて、バロウさん…東宮さん;;連載小説の枠を譲りますから…;;

「きっと綺麗な畑を作ってくれますよ♪」
「あの…いつの間に僕が引っ越すことに決まったんでしょう?;;」
「さあラグナさん、こっちですよ!」

とミストさんは僕の手を取り、教会の外へと走った。
手、すべすべして柔らかいなぁ…!!


「…そう言えば、今家にある荷物どうします?そのまんまにします?アリさんマークに頼みます?」
「………;;;」

前途多難みたいです…;;









【つづく】
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