[携帯モード] [URL送信]

超ミニミニ小説 〜一日に一回更新…できたらいいな的な何か〜 一日に一回、日課としてミニミニ小説が書ければなぁ〜という企画部屋です!ジャンルは様々、カプも様々です!
2008-11-22(土)
究極!ヘタレ対決(野々東)

「それでは坊ちゃま、行ってきます」
「おっ、おう…」

ここは空港のロビー
野々原はイギリスへ留学するため、しばらく日本を離れることになった…。
そして今、東宮は野々原の見送りする為に空港に来ているのだ...

「そろそろ…だな」
「そうですが…坊ちゃま?」
「…ん?」
「さびしそうな顔…」
「…はっ?!」
「今されてましたよ(ニヤッ」
「べっ、別にそんな顔…っ」
「あれれー?坊ちゃまを痛みつけてた私が居なくなるのですよ?喜ばないのですか?」
「すんごく嬉しいよ!」
「でもさっき、寂しそうな顔をしてましたよね??」
「ううっ…」
「もしかして坊ちゃま…」
「のっ、野々原;;」

野々原の顔がどんどんと近づいてくる...

「…ドMなんですか?」
「はぁぁ??!!」
「もう…変な趣味に走らなければ良いですが…」
「こっ、この野郎!」
「私が居なくなっても日々の鍛練は怠らないように」
「あぁ、わ〜ってる」
「ホントにですか?」
「ってかさ、野々原…顔、さっきからめっちゃ近いんだけど」
「あれま」

さっきからずっと顔を近付けているのだ…

「どうしましょ」
「どうしましょも何もないだろ…;;」
「それにしても坊ちゃま、顔が赤いですよ??」
「かっ、風邪かな??」
「ウソ付き」
「…っ!!」

『間もなくロンドン行きの飛行機の搭乗手続きが開始いたします…』

「あら、もうそんな時間ですか」
「だね」
「坊ちゃま」

すると野々原は東宮のおでこにかかってる髪を上げた

「ちょっ、何を??!!」

チュッ...

野々原は東宮のおでこにキスをした…

「のっ…野々原っ?!」
「ふふふ…では、また!」

野々原は立ち上がり、トランクケースを持って搭乗口へと向かって行った…

「ったく…ヘタレだなぁ」



***


スランプのリハビリとして書きました!
どうですかね???
[*最近][過去#]
[戻る]

無料HPエムペ!