朝食バイキング
昨日の雨模様とうって変わって、翌朝は快晴でした。
私たちは朝風呂に入ってから、ビジネスホテルの一階にあるレストランへ
向かいました。
ビジネスホテルなのに、ここは朝食付きなんですよ。
レストランに入って、ビックリ!
ホールの中央に、たくさんの料理の皿が並んでいました。
これなら普通のホテルのバイキングと比べても遜色がありません。
パンもご飯もあり、飲みものもいろいろあって十分な量です。
予想外のリッチな朝食バイキングにニッコリでした。(写真参照)
多治見郊外のドライブ
朝食の後、陶芸教室の予約時間まで余裕があるので、Pさんの車で
郊外(山の中)をドライブしました。
最初は土岐川に架る赤い橋「天ヶ橋」を見ました。
中国の虎渓ってところに風景がよく似てるから、
この辺りの山を虎渓山(こけいざん)といいます。
その次は八幡神社に行ったのですが、あずまやの様な建物の天井には
びっしりと陶板に描いた絵が貼り付けられていました。
瀬戸黒(せとぐろ)、黄瀬戸(きせと)、志野焼(しのやき)、織部(おりべ)焼きなどを
美濃焼を代表する、どれも見事な作品でした。
ホントに多治見は陶芸が生活の一部になっている所だなぁ〜
と、つくづく感心させられた。
その後、砂防ダムを見るために山の中へ、
さすが陶の里だけあって、やはりそこにも陶芸品が飾られていて、
砂防ダムのデザインも陶芸家の方がなさったようですが。
スミマセン……、ここら辺のPさんの説明を真面目に聴いていませんでした。
(A;´・ω・)フキフキ
それと……これは余談ですが、山の中をドライブしている最中に
Pさんが多治見の霊スポットをいろいろ教えてくれるんですよ。
山道沿いにある廃屋の前を通ると、
「ここは幽霊がでるよ」
て、言うんですが……いかにも、それらしい禍々しい建物で
割れた窓ガラスから、誰か覗いていそうでマジで怖いですぅ〜
!!ヒィィ((ll゚゚Д゚゚ll))ィィ!!! ← ビビリの泡沫恋歌
人間国宝とお友だちって!?
今回の旅行の超目玉である。
「陶芸教室」へ私たちはPさんの案内で向いました。
その前に人間国宝の陶芸家のギャラリーを見学しましたが、
この人間国宝さんはPさんのお父さんの飲み友だちだったとか
Pさんの自宅には、この人間国宝さんの焼いたお茶碗や陶器が
いっぱい無造作にあるというから凄い!
゚+.(ノ*・ω・)ノ*.オォォ☆゚・:*☆
それって、ちょっとした財産だよね? [岩陰]・ω・` )
ギャラリーは人間国宝さんが元住んでいた庵で窯の跡もありました。
建物の中は古い日本家屋を洒落たレイアウトにして古い家具もとっても素敵!
こんな家に住んでみたいと憧れてしまいます。
それにしても防犯カメラはあるとは思うけど……
開けっぱなしで誰もいないし、中の物を盗まれないか心配になります。
多治見の人たちはノンビリしているんだね。
初挑戦! 陶芸教室
ついに微女会のメンバーの陶芸チャレンジです!
みんなろくろを回すのは生まれて初めて、地元のPさんですら初体験だそうで、
ろくろを見た瞬間、わくわくしました。
私たちを指導してくださる先生は30代で明るくて感じの良い女性でした。
まず、手に付けた指輪や時計類を外して、エプロンを付けました。
私たちの前には人数分のろくろが設えてあります。
最初に先生がろくろの取扱いや姿勢などについて説明してくれます。
いよいよ、ろくろの前に座って回してみました。
温かいお湯が桶に入っていて、それに手を浸してから
土に触れました。
ひんやりと冷たく硬い印象でした。
今から、これが形のある物になるのかと思うと感慨深いです。
みんな真剣な面持ちでろくろを回しています。
しっかり腕を固定していないと土が歪になってしまいます。
最初にマグカップを作る予定ですが、なかなか形になってきません。
力を入れ過ぎると歪になって穴が空いたり、力が足りないと
思うような形になってきません。
これは、何度も作ってコツを覚えないと難しいですね。
最後には先生に形を整えて貰ってマグカップが完成。
次にお茶碗を作りましたが、なかなか立派なお茶碗でした。
陶芸教室で作った作品は、絵付けをして、ここの窯で焼いて貰いますが、
デザイン見本があって、自分で「織部風」とか「三彩風」選べるんです。
やはり絵付けはプロの方にやって貰った方が立派になりますからね。
うちは家宝にして飾っておこうかしら(*⌒∇⌒*)テヘ♪
作品は出来上がったら宅配便で送ってくれます。
来年の1月半ばに届く予定だそうですが、とっても楽しみです。
完成した作品はネットで披露しようとみんなで約束しました。
↓これが後ほど絵付けされ送られてきた完成品のお茶碗とマグカップ
お洒落な喫茶店「灯屋」
車で移動しながら、ランチを食べるのに「灯屋」(あかりや)というお店へ
行きました。
Pさんのお薦めのお店で山の中にあるんですが、レトロな雰囲気があって
とっても素敵な喫茶店でした。
別棟にお土産を売っている場所があるので、お料理ができるまでの間
そこを見に行きました。
Yさんはお友だちへのお土産を買ったりして、私はアンティークな
お店の中を撮影していました。
喫茶店の人が呼びにきて、テーブルに着くと、
ボリュームたっぷりのサンドイッチときれいな色のシフォンケーキが
並んでいます。
朝、あんだけ食べたのに時間が経つと、またこんなに食べてしまって……。
帰ったら、絶対に体重が増えていると自覚しながら食べちゃった私。
ま、いいかぁ〜 (;¬∀¬)ハハハ…
さよなら、陶芸の街多治見
ついに、楽しかった微女会の日程を終えて帰る時刻が近づいてきました。
Pさんの運転する車は帰路に着くために多治見市内へと向かいます。
本町オリベストリートという所でお土産を買ったり散策をしました。
街並みは古い蔵や商家が立ち並び、レトロとモダンが混在する
心地よい街の風景でした。
格子窓にわんこが一匹、街ゆく人を眺めていました。(○^o^○)ニコッ♪
多治見のマスコットキャラクター「うながっぱ」愛嬌が会って可愛いよ。
いよいよ、多治見の駅に着きました。
ここで私たち三人は、旅行中お世話をしてくれたPさんとお別れです。
多治見は本当に心がほっこりする街でした。
是非、また来たい! マリノの料理と陶芸教室に行きたい!!
大事な家庭の主婦Pさんを二日間お貸し頂いたことを、
Pさんのご家族に心から感謝致します。
ありがとうございましたo( _ _ )o
Pさん、お疲れさま。
さよなら、陶芸の街多治見。思い出深い旅でした。
帰路、新幹線に乗って
名古屋駅で新幹線に乗った、私たち三人。
Sさんは広島、Yさんと私は新大阪で降ります。
車内ではおしゃべりタイム、次の微女会の予定地や
創作の話などで盛り上がりました。
Sさん、お疲れさま。
Yさんと私は新大阪で降りて、駅構内のドトールコーヒーで
ちょっと休憩をしてから、それぞれ帰宅しました。
家に帰って来ると……
「ああ、疲れたぁ〜」
と、お風呂に浸かりながら呟くけど、
またすぐに、仲間に会いたくなって旅に出掛ける。
創作者女性4人の『微女会』は楽しくて止められません。
『微女会』の仲間は泡沫恋歌にとって心の財産です!
出会えたことに、いつも感謝しています。
みんな、本当にありがとう!
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