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私たち『創作工房 群青』メンバー、女性4人で『微女会』という女子会を作っています。
前回はSさんの住む広島へ旅しましたが、今回はPさんの住む多治見に行ってきました。
11月11日(日)〜12日(月)一泊二日で、陶芸の町岐阜多治見、陶都を創作者の女性たちは好奇心いっぱい、元気いっぱいに散策してきました。
さて、どんな出会いがあったでしょうか?

ちなみに11月11日はポッキーの日だそうです( 〃´艸`)



 TANTOの前?

11月11日(日)のAM8時に新大阪の新幹線の改札近くで
メンバーのひとりYさんと待ち合わせる。
私は遅刻しないように、20分前には待ち合わせ場所に来ていた。
外来線の乗り換え口から上がってすぐの場所だが、何しろ広くて
すぐにはYさんが見つけられない。

たぶん、彼女も時間にはシビアーなのでもう来ていることだろう。
微女会のメンバーは、みんな時間にはシビアーな人たちばかりで
待ち合わせに遅れて来る人はいません。
こういう団体行動で時間にルーズな人は困りますものね。

構内をぐるぐる見回せば、中央あたりに自動車が展示してあった。
ダイハツのTANTOという軽自動車だ。
よし、ここなら目立つだろうとその前に立って、Yさんにメールを打つ。

〔新大阪に着きました。タントの前にいます〕

そう書いて送信ボタンを押したら、NANTO、目の前にYさんが!
「タントってなぁに?」
発見より後に着いた、メールを読んでYさんが訊いた。
「私が立っていた所にあった車だよ」
「タントなんか知らんし、車と書いてないと喫茶店の名前かと思うわ」
「あははっ、そらそうやねぇ〜」
そんな、おバカなやり取りからこの旅は始まった。


 新幹線で合流する

広島から来るSさんと新幹線で合流することになっている。

〔ひかり460号、5号車の先頭に乗っています〕

と、Sさんからメールがきた。

Yさんと私は5号車の乗車口に並んだ。
日曜日の朝なのでビジネスマンが少ないせいか、新幹線の自由席は
あまり混んでいないようだ。

ひかり460号が到着して車内に乗り込むとSさんが立ち上がって
こっちに手を振ってくれたのですぐに分かった。
私たちの分まで席を取っていてくれた。感謝♪

Sさんと会うのは5月の『群青京都オフ会』以来、半年振り。
3人で楽しくおしゃべりしていたら、あっという間に名古屋に着いちゃった。


 陶芸の街多治見

名古屋に着いた私たちは多治見のPさんに連絡を入れる。
JR東海中央本線に乗って多治見に向かう。
岐阜県だから遠いかと思っていたら、快速で20〜30分くらいで
多治見駅に到着。案外、名古屋から近い。

駅の改札を抜けるとそこには懐かしいPさんの笑顔があった。
今回の旅で多治見を案内してくれるナビゲーター役の彼女は
自家用車で私たちを薦めスポットへ連れて行ってくれるらしいのだ。
車移動とはおおいに助かる! 
それでなくても移動荷物の多いオバサンたちには嬉しい限りである。

それにしても多治見駅は立派な駅でした。
改札出てすぐに大きな陶器で作られた壁画が飾られている。
Pさんにその壁画の値段を確か聞いたが凄い額だった。
でも、その金額忘れたぁ〜 (o_ _)oガクッ


 雨の明治村

天気予報だと11日は西から崩れてきて雨の予報だった。
Sさんも広島は雨だと言っていたし、案の定、多治見に付いた頃から本降りになった。

第一日目のメインイベントである『明治村』に向かって車を走らせる。
わいわいがやがや五月蠅いオバサンたちを乗せて
寡黙に運転に集中してくれたPさんは頼もしい存在だ。
武道の達人でもある彼女は「オトコマエ」な女性なのである。。

少し駐車場の場所で迷ったが、無事、明治村の入場ゲートへ。

あいにくの雨だったが、広い明治村の中は木々が紅葉して
とてもきれいでした。
明治時代の建築物を移送した敷地内にはアンティークな建物が並んでいます。
まさに明治時代にタイムスリップした気分でした。



 琵琶の弾き語り

最初に見学した建物は『森鴎外・夏目漱石住宅』でした。
明治を代表する文豪が時期をずらして、同じ住宅(賃貸)に住んでいた
とは、何たる奇遇だろう。

古い平屋の日本建築でいかにも明治の匂いがしました。
中に入ると日本間を居間や寝室、書斎、子ども部屋などと
襖で細かく仕切って使っていたようです。
三畳間の女中部屋というもあった。

歌人であるSさんは、この庵に置いてある「短歌」を入れる箱の前で、
さっそく、一句捻っていました。
どんな場所でも短歌が詠める! スペックの高さに尊敬しちゃいました。
ヽ(* ゜O ゜)ノ スゴイッ!!!

さて、その庵の一室に白い髭をたくわえた御老人が居られた。
琵琶の弾き語りをなさる『薩摩琵琶 井村右水』という方でした。
15分くらいなので琵琶を聴かれますかとおっしゃられたので
お言葉に甘えて、私たちは聴かせて頂くことに。

平家物語の建礼門院(大原入り)という曲でした。

琵琶の音色と井村右水氏の声が静かな雨の夏目漱石の庵に
響き渡って不思議な空間でした。
琵琶の弾き語りを微女会の4人の為にして頂いて
こんな希有なことはないので有難く感謝致します。




 明治村散策

私たちは明治村をぶらぶら散策して、お昼になったので
めん処「なごや庵」というお店で昼食を取りました。
Pさんは「明治村弁当」SさんとYさんはきしめんや手羽先、
私はお腹が空いていたので名古屋名物の「味噌かつ丼」を食べました。
お味は想像していた以上に美味しかったです。

その後、「京都七条巡査派出所」ここで明治の巡査さんと記念撮影しました。
(〃⌒∇⌒)ゞ 全員敬礼!
10年前、私が家族と明治村に行った時にはガイドはいませんでしたが、
今回の明治村ではガイドさんが居て建物内を案内してくれました。

「芝川又衛門邸」「神戸山手西洋人住居」などを見て、Sさんが見たがっていた
幸田露伴住宅「蝸牛庵」へと向かいます。
最近、明治村に移築された「蝸牛庵」はなかなか凝った造りの住宅でした。
文章が上手くなるように、文豪の文机の前でみんなして記念写真を撮る。

だんだんと雨脚が激しくなって、冷えてきたので思うように
明治村を回れませんでした。
「食道楽のカフェ」という所で、お茶をして、おしゃべりしている内に
もう多治見に帰ろうかということになりました。

帰ってから、この記事を書くために明治村の地図を調べていたら
たぶん4分の1くらいしか見学してないことが分かった。
ああ、勿体ない!






 ピッツェリア マリノ

夕食は「ピッツェリア マリノ」というイタリアンレストランです。
旅行前にネットでPさんがいろいろ検索してくれていて
自分自身も試食に行って、このお店の雰囲気、料理の味、量、お値段と
どれも申し分ないとここに決めました。

料理は、前菜、パスタ、ピザ、デザート、ドリンク付き。
デザートも豊富でガラスケースから自由に3品選べるんですよ。
さすが! 安くて量もたっぷりで味も最高でした!!

そのリッチさは写真を見て納得してください。(写真参照)
マリノに食べに、また多治見に行きたーい♪






 お宿のホテル

私たちのお宿は「 多治見天然温泉 ホテルルートイン多治見インター」
に予約を入れて置きました。

ツインルームに2人づつ別れて泊ることに、部屋は向い同士だった。
部屋割はPさんとYさん、Sさんと私です。
10時過ぎまでPさんたちの部屋でおしゃべりして、お風呂に入って寝ました。
お風呂は天然温泉だけどビジネスホテルなので女風呂はちょっと狭かったなぁ〜
だけどお部屋はビジネスホテルと思えないほど、きれいで清潔だったし
ベッドも寝心地良かったです。

そして、多治見の夜は静かに更けてゆきました(`・ω・´)ハイ!

                good nignt!






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