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この作品が出来るまでの、経緯や心境・思惑etc




どうも、辛党です。
本編に辿り着くまで、幾つも注意書きがあって申し訳ございません。
多分、これで最後なので(笑)、目を通して戴けると嬉しいです。



【経緯など】

この作品は、私が高校生の時に考えました。
キャラのビジュアルや性格に始まり、クライマックスまでほぼ全部決定していました。
が、進路など色々とあり、小説家を目指すのを諦めなければならなくなり……
長年の間、ずっと封印していました。

封印したとは言ったものの、その間に新キャラが産まれたり、新章が増えたりと、脳内でちまちまとお話は変化し、進んでいました。

「じゃあ早く書けよ!」
と思われるかも知れませんが、私の前に立ちはだかった一番大きな壁は、
「パクりだと思われたらどうしよう」
という恐れの気持ちでした。

この作品を考えたのは今から10年以上前ですが(歳バレるな……まぁいいか)、当時から現在まで、数多くの漫画・小説・アニメ等が世に出ています。
それらの作品に、ちょっとずつ、この作品内の設定に似ている所があって……。
いくら「先に考えた」と言っても、先に有名になったのは違う作品達なので、結局自分は「パクり」と罵られて終わるのではないだろうか。
そう思っていて。

が、去年(2010年)の春、甘党と映画に行った帰り、
「実はこの作品を書く事を諦められない。でもパクりだと思われるのが嫌だ」
などと相談したのですが。

「どんな作品も何かのパクりみたいなもんじゃん。そんな事言ってたら、世の中パクりだらけじゃん。書いちゃいなよ!」

と、神のような言葉を貰い、吹っ切れました(笑)

この言葉がなければ、一生書かなかったかもしれません。

甘党は高校時代からの親友で、その頃からの延長線上みたいな形で、この作品のサポートをして貰っています。
この作品に散りばめられている謎や、核心の全てを伝えたら、
「高校の時、何でだろうと思ってた事がやっと分かったよ」
などと言われ、面白かったです(笑)


まぁ、そんな話はおいといて……。


自分の考えたキャラ達、ミンナ可愛いんですが、何かこう……何かが足りなくて。
あと、個人的に「主役」が一番動かしづらくて、困ってたんです。

ある日、ふと、思い立ちました。

キャラ達に、普段お世話になっている、ミンナの名前を使わせてもらおう!!!!!

と。

元々、作品内に登場するあるキャラは、高校の時に甘党が作ってくれて、更に現在甘党が実際に使っている名前は、そのキャラの名前なので(笑)

もう、ミンナ出して行こう!!! 誕生日も統一しちゃおう♪
てか、もう既に、あるミュージシャンをモデルにしてるキャラが何人か居るから、ミンナも出してもいいよね♪
こうなったら自分も出そう! 一番動かしにくい主役に持って来よう!!
そうしたら、どんなに酷い目に遭わせても、自分なんだから別にいいじゃん!!!


……という事になり。
キャラ達、大幅に改名やら改誕生日やらを行いました(笑)
これを『2010年 改名・改誕生日事件』と呼びます。
(呼ばねーよ)

※注意書きに何度も『ほぼフィクションです』と書いてあるのは、この為です。
謎が解けて良かったね!!!(何様)


……でも、
「どうしてもこの名前がいい!」「この誕生日は譲れない!」
と訴えかけて来る子達も居たので、その子達は苗字だけ変えたり、全く変えなかったりしています。
(その辺は、キャラ紹介で詳しく記述するつもりです)

そんな事件後は、どのキャラも動かしやすくなった一方、更に自己主張が強くなって。
頭の中で、キャラの名前を借りたミンナの性格なども混ざり合って、勝手にお話が進んで行ってくれてます(笑)
主人公もかなり性格変更されたしね(笑)
まぁ、人気は出なさそうですが……。
(多分一番人気はあの青い彼になる予感がする!)


……今更ですが、「名前を使われて嫌だ!!!」というお方は、私までメール下さい。
「キャラの性格を変えてくれ!」
というご要望には…多分添えられません(苦笑)
いつ、どこで、どんな役回りで出て来るのかも、秘密です。
心当たりのあるミンナは、ドキドキ(ヒヤヒヤ??)しながら待ってて下さい♪(笑)



【作品の舞台など】

作品の時間軸について少々。

何度も言ってアレなのですが、この作品を考えたのが高校時代なので、設定されている背景も当時のものです。
今更変更するのも大変なので、そのままにしました。

麗しき90年代です(笑)

携帯やインターネット環境など、そんなに普及していなかった。今よりも不便だけれど、それなりに味のあったあの時代。
ヴィジュアル系全盛期だったあの時代(個人的な意見すぎる)

同年代の方々は、少しでも懐かしんで戴けたら……。
まだ産まれていなかった方々は、「こんな時代もあったんだ」と、ちょっとでも感じて戴けたら嬉しいです。


更に舞台になっているのは、私が現在も在住している北海道。
高校や中学なども、私が通っていた所をモデルにしております。
でも、
「あれ、この地域ってあの地域と離れてなかったっけ??」
など疑問に思われる場所も出て来ますが……。
あくまで、あくまで『ほぼフィクション』なので……
その辺、汲み取って戴けると助かります(笑)



【タイトル】

『the Colours of the Hearts.』

というタイトル。
定冠詞が2つも入っててくどいんですが、個性を際立たせたいという気持ちも込めて、それぞれにつけています。


昔から『色』か『colours』を入れるのは決めていて。
後は、英文で長ったらしく作って、それを漢字二〜三文字で無理矢理省略する というのも決めていました。
まるで『聖〜excalibur〜剣』のように。(Psycho le Cemuね)

で、色々と考えまくっている内に、衝撃を受ける曲に出会いました。
杉本善徳氏の『浸色 -color of sin-』です。
何かね、歌詞も曲調も、タイトルまで、自分の作品にシンクロしていたのです。
ただの偶然なんですけどね(苦笑)
でも、本当に驚愕して。
今まで地味に、他にも善徳氏のやった事とかに、この作品の中で出そうとしてた事が幾つかあったので……。
長い事ファンやってると、思考回路も似て来るのかなあ……すみません言いすぎました。

そんな事もあり、頭の中で『浸色』をリピートしつつ、生まれたタイトルが、これでした。

作品内に登場するキャラ達は、事情はそれぞれだけど、『心』に決めた何かがあり、一生懸命頑張っています。
また、『心』と『心』の繋がりを、現在・過去・未来、存在するもの・存在していたもの……
様々な境遇を通じて表現していけたら良いな、というのが目標でもあります。

メインはホラーなんですけどね。
笑いあり涙ありの『ほぼフィクション』を目指してます(笑)


そんな訳で、漢字省略verのタイトルは『心色(こころいろ)』です。

心に秘めた、様々な想いの色。

うまく表現出来るといいなぁ〜



…………「こころいろ」って読んで欲しいと思ってるのですが、もう「しんしょく」でも良いですよ(笑)



【サイトについて】

ホームページ製作初心者なので、色々と見づらかったり、変な事になってるのに気付かない所があるかも知れません。申し訳ございません。。。


このサイトは、尊敬するウィリアム=シェイクスピアの作品を数多く上演している、英国にあるグローブ座(the Globe Theatre)のような雰囲気を目指して作ろうとしました。
公式サイト行って研究したりして。
が。
結果、全くのオリジナルなレイアウトになりました……。
Flashとか使えん(笑涙)


本編でも演劇的な雰囲気が欲しくて、各章(Chapter)を幕(Act)に分け、場(Scene)ごとに切りました。
そんなこだわりのせいで、1ページに沢山文章が載ることになりました。。。

何かもう、色々とすみません。





**********


小説なんてほぼ書いた事の無い私ですが、数々の苦難を乗り越え、また、信頼出来るお友達ミンナの力を借りる事が出来て、
今、この文章を打てています。

この作品を通して、いつもお世話になっているミンナに、少しでも『恩返し』が出来たら幸せだな〜
と、思っています。

そんな、キャラに名前付けただけで恩返しになるとか、微妙すぎてアレですが(苦笑)
キャラの役どころとかも、色々差があってアレかも知れませんが……。
(自分の名前を主役に持って来る辺りで既にThe END.だな)

全てのキャラ達に、等しく愛情を注いでいます。
これは嘘ではありません。

1回しか登場しないキャラでも、消滅させられる悪霊でも、イヤミなおっさんでも(笑)、
その全てが、なくてはならない存在なので。




長くなりましたが……
最後に。

甘党を始め、私を支えてくれているミンナ、いつも本当にどうも有り難う。
ミンナが居なければ、この作品を書く事は出来ませんでした。
本当に、本当に、有り難う。


私とは直接関わりが無いけれど、この作品を読んで下さるお客様。そう、あなた様です。
どうも有り難うございます。
数多く存在する作品の中、私の所に辿り着いて戴けた……
これも何かの縁です。ごゆっくりどうぞ♪
拙い文章ではございますが、楽しんで戴ければ幸いです。


甘辛コンビの創り出す世界を、どうぞお楽しみ下さい♪

06.06.2011






それでは、どうぞ劇場内へお進み下さい。

上演中の作品は、1作品のみ。

ですが、役者は見た目も中身も色とりどりの者が揃っております。


Now,raise the curtain!
We will show you brilliant play.
The title is...

"the Colours of the Hearts."

Please enjoy it!



Thanks. xxx







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