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F 色を塗る 瞳編1


さてさて、第2章の始まりです。
実際に色を塗っていきますよ〜
(*´ω`)b
独自に調べたところによりますと、何故か多くの方々が最初に手を着けていく箇所は肌色のようですね。
どうやらアナログの延長感覚ではないだろうか、と思うんですが、どうでしょうね?
彩度・明度の高い、淡〜い色から塗っていくのが普通ですもんね。
しかしデジタルの場合ほとんど関係ありません(笑)
だって、どんな順番で塗ったって自由自在ですから(*´∀`)
一時的にレイヤを隠すこともできるし、色調そのものを後から変えていく事だって可能ですから♪
なので、原則として妥協はあっても失敗はありません。
色が濃かろうと淡かろうと、いくらでもやり直せますから好きなところから塗っていきましょう。
わたくしはアナログでは必ず「瞳」を最後に塗る、と書きましたがデジタルの場合は同じ理由で逆に最初に塗っちゃいます。
レイヤを準備したら、目と名前を付けました。

そして、作業しやすいように拡大しちゃいます。
え?線がギザギザ?
うん、気にしません。
まずは瞳のベースとなる色を選んだら、ペンツールでどばっと塗りますよ〜
↓これね

↓こんな感じ。
あらあら‥パンダちゃんのようになってしまいましたね。

ですが、都合により(笑)もっとパンダちゃんになります。
少し濃い色を使って、瞳のフチをとりたいと思います。
こうなりました↓

ここでペンのモードをぼかし1に切り替えます↓

ちなみに勝手にぼかし1と呼んでいますが、これはホワァンとぼかすペンで、もう一つのぼかしペンは近くの色を混ぜるようにグイグイぼかします。
モチロンわたくしは「ぼかし2」と勝手に呼んでいます。
まぁ、それは置いといて。
(*´ω`)

ぼかしペンでフチと瞳の中の色をホワァンとぼかしていきますよ。
携帯だと凄く見づらいので、ここからは片方の目をズームでお見せしますよ♪

↓ハイ、こうなりました。

ガバっとハミ出して塗った理由が分かりましたか?
ハミ出しておかないと、白い部分までが混ざってボヤケるので、わざとハミ出してるんです。
‥ん?
そもそもこの手順の意味が分かりませんか?

人間の瞳ってゆーのは、円ではなくだということです。
こうやって少し濃い色で縁の部分を彩るだけで、ほんの少しではありますが、立体感の表現につながっています。
二次元のイラストに命(立体感や躍動感)を与えるのは、実は容易ではありません。
それに、縮小してしまえばほとんど見えなくなりますから、面倒だと省いてしまう気持ちも分かります。
しかし!
この一手間が「意識すること」を思い出させてくれると信じているんです。

無いから描かないのではありません。
有るけど見えないから描き表されていないだけです。

しつこいようですが。
意識することによって、絵の仕上がりが全然別モノになると、わたくしは考えています。


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あきゅろす。
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