忽然と客の消えるブティックの話
ある一組の若いカップルが、一軒のブティックに入った。女性の方が試着をしようとしている間、男性は待っているのも暇なので、少しブティックを離れてその辺を見て回ると女性に告げ、ブティックを出て行った。数十分後、男性が戻ると、ブティックには女性の姿が見当たらない。店員に行方を尋ねても、「そのようなお客様はいらっしゃいませんでした」と返されてしまう。
カップルではなく友人である場合もある。また、しばしば海外旅行中に起きた出来事として語られる。
行方不明になった人のその後には、様々なバリエーションがある。
・売春宿、闇奴隷市場に売られてしまう場合。
・臓器を抜き取られてしまう場合。
・隣の肉屋に巨大な肉の塊が売られている場合。
・「中国奥地のだるま」の話につながる場合。
この都市伝説には発端とも言える事件があり、オルレアンの噂がそれである
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