[携帯モード] [URL送信]

中国奥地のだるまの話

大筋としては、中国の奥地を旅している一人の日本人が、とある村で「達者(だるま)」という看板の掲げられた見世物小屋を目にし、中に入ってみると、そこには両手両足を切断され(場合によっては舌も抜かれ)た日本人が舞台の上で見世物にされていた。(舌が抜かれていない場合)達者にされた日本人は、「俺は○○(地名)の○○(名前)だ、助けてくれ。」と小屋に入ってきた日本人に、日本語で助けを乞うが、店内の中国人の不気味な雰囲気に、日本人旅行者は日本人ではない振りをして、すぐに店を出てそのまま帰国する。その後、旅行者が達者の名乗った名前について調べてみると、確かにその名前の男は中国へ一人旅をしたまま行方不明となっていた。バリエーションとして、目も潰され、旅行者がぼそっと「かわいそう」と言った言葉に反応し、「R大学の学生の○○だ。」と日本語で名乗る、と言うものもある。

忽然と客の消えるブティック」のエピソードと一緒に語られる場合も多い。
その場合、ブティックで行方不明になった彼女や友人を捜索中に、立ち寄った見世物小屋で達者となって発見されるという結末となる。


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[グループ][ナビ]

無料HPエムペ!