◇ﾓﾗﾙ･ﾊﾗｽﾒﾝﾄ◇
ﾓﾗﾊﾗが起こりやすい状況
●閉じられた空間
ﾓﾗﾊﾗは、家庭、学校、職場など、外部の人間の目に触れない、密室的な閉じられた空間の中で行われます。
暴力自体は、言葉や態度など証拠(傷跡など)が残らないものによって行われます。
そのため、被害者の身体には表面上に傷は残らないのが特徴です。
たとえ身体的に何かしら病的な症状(鬱や神経症等)などが表れても、加害者の精神的暴力によるものという証明をすることが難しく、殆どの場合は証明できずにいます。
それに加えて、
「あの人は少し体が弱いのよ」
「あの人には子ども時代に何かあったのよ」
などと、新たな攻撃の材料になる話題の提供や、第三者が無意識のうちに被害者に対し、ﾓﾗﾊﾗをしてしまうことがあります。
これ以外にも、加害者の影響を受けた第三者から暴力(力によるもの)が振るわれ、その証拠(身体的症状)が残ったとしても、加害者は第三者が自発的に行動しているように見せているため、加害者自身の暴力の証拠は見つけることが出来ません。
この場合、本当の加害者であるﾓﾗﾊﾗ加害者には何の責任も科せられず、暴力を振るった第三者が"加害者"として扱われてしまいます。
気づかれない暴力
起こりやすい状況-ﾄｯﾌﾟ
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