生存報告記
管理人が生きているのかどうなのかの報告書。 2021.03.10(水) 04:12 甘味様 メールいただきましてありがとうございました! こころがぬくぬくになりました…。 早長推しとのことで、最近あまり書いてあげられず申し訳ありません…。 こちらの生存記の前の前の記事に短編ありますのでよろしければご賞味くださいませ…!! 2021.03.10(水) 04:12 晴乃様からのリクエストで砂川×長雨。 お題は『雪』 ◆◆◆ 雪は嫌いだ。 寒ぃ。滑る。手も足もかじかむ。とけかけのぐしゃっとしたやつを踏んだ時なんか最悪だ。少し悪い靴を履いていただけで靴下が死ぬ。 「あ〜〜〜〜……」 塵が降ってくるような曇天を見上げたまま、ジャージのポケットから煙草を取り出して火を付けた。そのまま思い切り吸い込むと、煙の味と一緒に喉の奥に鉄の味が流れ込んできて、軽くむせる。クソが。雪さえ降ってなきゃ、あと二人はノせた。 もうどうにでもなれっつー気分でいたから、足音にも気づいていたが特に行動は起こさなかった。トドメでもなんでも刺しやがれクソ。 「…………砂川さん?」 が、ひょこ、と、視界に現れたのは、最近よく見るようになった邪気のカケラもねー小綺麗な間抜け面だった。 「…………よー、水上チャン、うぇっ」 煙草を持ったままの手を軽く上に向けて声を出したら、喉がひりついてえづいた。そいつ、水上長雨は、黒い目をぱちくりさせてしゃがみこむ。紺のダッフルコートにベージュのマフラー。茶色の手袋まで完備でまあ、うらやましいくらいあったかそうなのに、鼻の頭と耳が赤いのが見えた。 「ナニしてんの、こんなとこで」 「いやこっちのセリフ……ケンカか?鼻血すごいぞ……殺人現場みたいだ」 「もーすぐそうなるかもね」 「冗談でもやめてくれ」 水上ちゃんは手袋を外してコートのポッケに入れ、当然みたいにダッフルの下のポケットを探って、ハンカチを出してきた。薄い青のシンプルなやつ。すげ。ハンカチだって。タメで持ってる奴初めて見たわ。これまた当然みたいに俺の鼻に当ててくる。払おうかと思ったけど、それすら面倒なくらいだるかった。 「友達が育てた畑を見にきたんだ。雪がすごかったから」 「畑ぇ?」 「うん、今お前が寝てるとこ。まあ真っ白だけどな……」 あ、そーなの?ちらりと首を傾けて見れば、確かになんかが埋まってるっぽい雪のふくらみがところどころにある。そういやこのへんって夏になるとわさわさなんかが生えてたような気ぃすんな。 「そりゃドーモ」 ハンカチごしで声がくぐもった。 「悪かったと思うなら立てるか?それとも救急車呼ぶ?」 「はは」 もう一度吸おうとした煙草を、すっと取り上げられた。 「没収」 「生徒会気取りかよ」 「一応、補佐様なんだなぁ、これが」 水上チャンはのんびりそう言って、怒るでもびびるでもなく、笑った。雪でタバコを消して、俺の血のついたハンカチでくるんでポッケに戻す。そんなもん、捨てていきゃいいのに。マジで変な奴。こっちはリンチされて凍死しかけなのに、ひなたぼっこでもしながら茶でも飲んでるみたいなテンションだ。それから、マフラーを首から外す。手についた俺の鼻血が少しマフラーについたのに、大して気にする様子もなく。露わになった肩に雪のかけらが次々降っていく。首ほそ。 「頭打ってる?」 「んーん。まあ殴られたけど」 「起きられるか?」 水上チャンは俺に手を差し出してくる。とてつもない面倒くささを感じながらも、その手を掴んでいた。弱い力で引かれて、ほとんど自力で上体だけ起き上がる。頭が壮絶にぐらぐらと揺れた。それを抱きしめるみたいにして受け止めて、水上チャンは俺の首にマフラーを巻く。まだ体温が残っていてあったかかった。 ぐだっ、と、首が寝る。水上チャンの肩に額が倒れこんで、そうすると、さっき見た細い首が目の前にあった。白っ。それになんか。 「水上チャン、めっちゃいい匂いすんね……」 「え?ああ……今日シュークリーム作ったから、バニラのにおいじゃないかな」 なにそれ。お菓子とか作るの。ダンシコーコーセーが? 「上手に膨らんだんだよ。クリームもうまくできた。砂川甘いの好き?」 「すきー……」 「お、じゃあ後でお見舞いに差し入れしますね」 嬉しそうに弾んだ声が耳もとでなんかきもちよくて、いいにおいがして、そんで目の前の首が――――すげーうまそうで。 突然、腹の底から食欲が沸いた。俺は口を開けた。 「砂川?せーので立……いっ!!」 悲鳴を聞いて、なんだか満足して、噛みついたままの口元が歪んだ。 思った通り柔らかかった。 2021.01.29(金) 03:17 リハビリ第二弾。ゆっけまる様よりリクエストいただきました。 早瀬×長雨で、お題は『香り』。 ◆◆◆ シャワーの音が聞こえる。 自分の部屋で、ソファに座ってこの音をバスルームの外から聞くのは、これが初めての事だ。遡る事30分程前、寮の自室に向かう途中で、俺はたまたまクラスメイトに遭遇した。 『水上』 後ろ姿で、すぐに誰だか分かってしまった。思わず名前を呼んでしまったが、振り向いた彼の様子を見て、驚いた。ブレザーもシャツもスラックスも、泥まみれ。あまつ顔にまで泥をつけた彼、水上長雨が、俺の姿を捉えて、困ったように眉を下げて笑った。 『どうしたんだ』 『あの、ちょっと、こけてしまって』 確かにその日はどしゃ降りの雨だった。だがこんな日に、外に出たんだろうか?不思議に思いながらも、なぜか自分の部屋とは違うフロアの休憩室で困ったように立ち尽くしていた彼の表情が、いつもと違う事が何よりも気がかりだった。 『怪我は』 『えーと、大、丈夫。あの、垣代、本当に申し訳ないんだけど、お願いがあるんだ』 『お願い?』 『あの、10分でいいので、シャワーを貸してくれませんか』 消えてしまいそうな声で言ってきた彼の泥だらけの手を、つい掴んでしまったのはどうしてだったんだろう。 水上の制服は状態がひどく、明石さんに連絡をして取りに来てもらい、クリーニングを頼んだ。明らかに俺のサイズではないその泥まみれの服を、一切何も聞かずに引き取ってくれた彼の表情はいつもと変わらず穏やかで、そして聡い人のものだった。 想像の域を出ないが、多分、水上は誰かに追われたんだろう、と思う。雨に紛れようと外まで逃げて、転んで泥だらけになっても逃げて、恐らくなんとか逃げ切った。制服の前面はぐしゃぐしゃだったが、背中側は大して汚れておらず濡れているだけだったのが証拠だ。ふくらはぎのあたりには、泥道を走った時に出来る汚れがあった。もし追い付かれて何か乱暴をされたのだとしたら、ああいう規則的な汚れ方はしない。ネクタイもベルトもきっちりついたまま汚れていたから、脱がされた訳でもないだろう。 だが、あんな状態で自室に戻ったら、ルームメイトの高見沢や、仲の良い浅野、それから藤堂先輩に―――心配をかけてしまう。大浴場でも誰かに鉢合わせたら危険だ。だから、途方に暮れてあそこに居た。あんなに冷たい手をして。 シャワーの音がドライヤーの音に変わったあたりで、ふと思い立ってキッチンへ向かった。しばらく悩んだ末、ケトルに水を注ぎスイッチを入れる。シャワーだけでは体は温まりきらないだろうと思ったからだ。茶葉があったような気がする、と、記憶に任せてシンク下の収納を開く。先輩から頂いたまま開封さえしていなかった紅茶の缶だが、探し出すのは簡単な事だった。大して物はない。水上のキッチンはきっと用具がたくさんあって、それでも整頓されているんだろうな、と思う。 だが、紅茶を淹れるための器具が無い事にすぐに気が付いた。こうして考えると、急な客人をもてなす事もできないのかと、今度は俺が途方に暮れている間に、ドライヤーの音が途切れ、水上がシャワールームから出てくる扉の音がした。 「垣代、本当に助かった。ありが……と、どうした?」 紅茶の缶を持ったまま立ち尽くしていたところを、すぐに見つかってしまった。俺のスウェットは水上には随分と大きかったようで、腕も脚も丈がだぼついている。だが、泥まみれは見る影もなく、髪も顔も綺麗になっていたので安心した。少なくとも、顔に怪我はなさそうだ。髪はきちんと乾かした後だったが、急いだのかもしれない。いつもよりも無造作で、額が丸出しだった。まだ温かそうで、ゆでたまごみたいだ。俺に歩み寄ってくる歩幅は、いつもよりほんの少し、小さい。 「…………紅茶を淹れようと思ったんだが、茶器が無かった事を思い出したところだ」 「お構いなく……と言いたいところだけど、もうお湯を沸かしてくれたんだな。ありがとう。俺淹れようか?救急箱あります?」 「…………あると思うが」 なぜ救急箱なんだろう。不思議に思いながらも、やはり今まで開けた事のない救急箱を探しにリビングへ戻る。テレビ下の収納の中に、入学時からの備え付けのものが一式そのまま残っていた。 それを持ってキッチンに戻ると、水上はありがとう、と言ってくれた。さっきよりはいつもの笑顔に見えて、なぜか、ほ、と一つ息が漏れた。 「やっぱり怪我をしたのか」 「え!……あ、いえいえ。えーとな、ちょっと拝借したいものが……あ、あった」 俺の問いかけに、水上は一瞬体を震わせたように見えた。すぐに笑顔に戻った水上が救急箱の中から探り当てたのは、未開封のガーゼだった。ちょうど湯が沸いて、カチリ、と音を立ててケトルの電源が切れる。水上はガーゼの封を切って、カップある?と俺に聞いてきた。二つあったかと少し不安だったが、シンク上の食器棚のガラス戸を開けると、普段使うステンレス製のマグカップと、やはり頂き物で使っていなかった白のソーサー付きのティーカップが二脚、そのまま入っていた。一瞬迷ってから、ティーカップの方を二つとも出す。 「ありがとう」 また礼を言われた。この学園でこんな事で礼を言う奴は多くは無い。水上は腕をまくり、カップにまず少量の湯を注いだ。少し待ってからそれを捨て、ガーゼをカップの上に被せて、中心に指でくぼみを作る。紅茶の缶を開けて、スプーンを使ってガーゼのくぼみの中にそれぞれスプーン二杯くらいの茶葉を入れると、なんとその上からゆっくりと湯を注ぎ始めた。 「…………ガーゼを茶こしにするのか」 「そうそう。案外ちゃんと入りますよ。ゆっくり淹れないといけないから先にカップを温めると冷めづらくなります」 「…………」 すごいな、と、思う。水上といると、いつもそんな風に思う。頭がいいだけじゃなく、水上は、何でもよく知っている。そうして、楽しそうに学び、楽しそうに知識を使うのが、本当にすごい。 「垣代、この茶葉とカップ、もしかして綾先輩から?」 俺がじっとガーゼに注がれる湯を見つめていたら、水上がそんな風に聞いてきた。 「ああ……確かそうだ」 少し考えてから、そう答えた。迷ってしまったのは、記憶が定かではなかったからだ。去年、生徒会に入ったタイミングで、新規役員に配ってくれたものだったような気がする。何かその時に激励のような事を言われたような気もしたが、思い出せない。水上は俺の返事を聞いて、ひどく穏やかに笑いながら紅茶の缶を持ち上げた。深緑の地に金箔で文字の入った、上等そうな茶葉の缶だ。 「やっぱり。綾先輩のお気に入りの茶葉だな、これ。ここ一番って時に飲むんだって言ってたよ。余計な力が抜けて、自分が出せるんだって」 そうだったのか。あの時、俺にこれを贈ってくれた藤堂先輩の顔すら覚えていない。水上が慈しむように言うので、何だか妙に惜しい事をしたような気がした。 不意に、ゆっくりと湯を注がれるカップから、花のような果実のような香りが立ち上った。あ、と思ったタイミングで同時に、水上が深くその香りを吸い込む。 「いいにおい」 そう言って、俺を見つめて微笑む。その髪から微かに、紅茶に混ざって俺のシャンプーのにおいが流れてきた。なんとなく、嗅いでしまうのはとても失礼な気がして、つい息を止めてしまう。 「綾先輩がこんな淹れ方見たら怒らせてしまうかもしれないけど、まあ庶民のライフハックという事で、内緒な」 人差し指を鼻の前で立てていたずらをするように笑うので、そのまま息をするのを忘れてしまいそうになった。 「…………俺が運ぶ」 息をするのを思い出した頃に、水上は器用にガーゼで紅茶を淹れ終わった。カップを二つ、運んでくれようとしていたので、咄嗟に回収した。 「あ、ありがとう」 またお礼だ。 ダイニングに向かおうとして、こっそりと整えるように息をすれば、手にした紅茶の香りが気持ちを落ち着けてくれる。気づいたら、俺は振り返っていた。 「長雨」 「え!は、はい」 「…………お前は、そっちの救急箱を持ってきてくれるか」 「え?」 「…………紅茶を飲んだら、『手当』をさせてくれ」 そう言ったら、長雨は笑顔から、一瞬驚いた顔になり、それから小さな子供のように俯いてしまった。いつの間にか捲った袖が落ちてきていたようで、指の根を隠してしまって、恥ずかしそうに指先だけを少し擦り合わせる姿は、余計に隠し事を暴かれた子供のようだった。 「なんで……」 「足首、痛いんだろう?」 「…………」 「歩き方で分かった。……怖かったな」 「…………うん」 俺の心臓はたった一つの提案のためにひどくうるさく鳴っていて、でも、彼の無くなった笑顔を見て、よりうるさく音を立て始めた。 傷を隠さずに俺を見た、黒の瞳が、少しにじむ。くしゃり、と、下がった眉が寄って、小さく頷いた瞬間、香るのは俺のにおい。 「うん…………痛い。怖かった」 ああ、 今、香り立つこのふたつのカップを置いて、 彼を抱きしめても許されるだろうか。 2021.01.28(木) 01:00 大変ご無沙汰しております…。 人生最長のスランプに入っておりまして、リハビリとして短編を書いてみました。 ◆◆◆ トイレに行って戻ってきたら、長雨が俺の眼鏡をかけて雑誌を見つめていた。 「…………何してんだよ」 ダイニングの向かいに腰かけると――多分うまく見えないんだろう――珍しく眉間に皺が寄っていた長雨が、顔を上げて俺の方を見る。黒ぶちの眼鏡。意外に似合っているのに、むすっとした顔が不釣り合いで、うっかり少し笑ってしまった。 「あ、うわぁ、ぼやける」 「お前ほんとに視力いいのな……」 ますますくしゃくしゃになったそいつの眉間に手を伸ばし、少しだけ眼鏡を下げさせる。レンズの枠の上から目が覗く。黒い瞳が俺を捉えている。少しだけ、どきりとしたのはバレないようにできた自信があった。 「佐助、視力いくつ?」 「しばらく測ってないけど……まあ、0.1無いくらいじゃねーか?」 「へええ、未知の世界」 「いや俺的にはお前の視界の方が未知の世界だけど……裸眼でいくつだよ」 「2.0」 「すげぇ」 「視力は自慢できますかね。母さんがものすごく視力いいんだよな。遺伝かなぁ。」 「ガリ勉のくせに」 「佐助くんが俺の事ガリ勉って言うの、俺結構すきよ」 「そりゃどうも」 へらへら笑う顔は、無防備で、子供みたいで、こいつが学園一の秀才だなんて誰も思わないだろう。ガリ勉、なんて言い方をするのは俺にとっては自然な事だった。『天才』なんて言い方は、こいつが今までしてきた努力に対してあまりにも不誠実だ。 「えーと、佐助の場合は、近視?」 「まあそうだけど、結構全体的に見えねーな。眼鏡かコンタクトない、と」 コンタクトのト、くらいのタイミングで、長雨がずいっ、と、ダイニングテーブルの上に体を乗り出してきた。 「これくらいは?」 「…………見えない」 距離にして、50センチくらい。一瞬びびったけど、まあこれくらいなら。と思った矢先、案の定このバカはさらに顔を近づけてくる。30センチ。俺はわざと目を細める。 「これは?」 「見え……ない」 「え、まじか」 心底驚いた、って感じの声を出して、長雨はさらに体を乗り出してきた。もうほぼテーブルの上に乗ってる、ってくらい。これこいつが女の子だったら完全に俺に気があるな、と勘違いしてしまいそうな行動だけど、残念な事にこいつは男だ。俺がどう思っていようが、自覚を持って行動してくれというのは難しい話なのかもしれない。 「じゃあ」 …………だけどお前それ、無防備にもほどがあるんじゃねぇのか。 高見沢や藤堂先輩や、他の誰かにそんな風に顔を近づけるところを想像して、うっかりむかついてしまった。近づいてこようとした長雨の後頭部に手を回して、ぐっと引き寄せる。睫毛同士が触れ合いそうな程の距離感まで引き寄せて、眼鏡の縁が一瞬俺の頬にも触れた。 「これくらいだな。はっきり見えるのは」 「…………おお」 なんだよ、その声は。と、なんだかさらにイラついて、このままもう少し引き寄せてやろうかと謎の嗜虐心が沸いて。そうしたら、長雨はその距離感で、ぱちぱちと目を瞬かせた。睫毛で風感じそう。 「俺も、佐助がかっこいいのがよく見えました……」 「それはそれは大変光栄です」 ああくそ、意図なく言うその顔に、腹が立つ。ぱっと手を離したら、思っていたより慌てたように離れた。あれ、と思って見てみた。少し眉を下げて笑う長雨。 なあ、耳赤いぞ。 なんて言ったらさすがにバレるか。 5分前から、俺の視界は小さなレンズのお陰でずっとクリアだってこと。 2020.06.09(火) 22:13 ご無沙汰しております!!! ご質問いただきましたのでこちらにてお答えさせて頂きます! Q:砂川くんは親が権力者なのになぜ働く必要が合ったのでしょうか? A:権力者なのは砂川の親ではなく、砂川の叔父さんだからでございます! 父方の叔父が一世で成り上がったやり手の経営者でして、砂川自身の父はなんくるないさな一般人でございます。 非常に呑気な両親と大量にいる弟や妹のいる家に育った砂川少年は、自分の身内の中では唯一の成功者であり、大人としての矜恃を持っていた叔父に憧れを抱き、叔父から効率の良いヒトの脅し方を盗み学びました。 叔父自身は砂川の父への経済的援助などは一切していないため、砂川自身の家は貧乏とまではいかずとも裕福ではありません。 また、叔父は子供だからといって甘やかすことは一切しない男でしたので、砂川少年はおこづかい等を貰うこともなく、少年時代から自力でバイトに勤しんでおります。 ご質問ありがとうございました!! また、毎日読んでくださっているというお言葉にひっくり返りました。ありがとうございます…!! メールくださったあおば様、遅ればせながらありがとうございます! 10年くらい前という単位になんだかもうヒエエとなりますが笑、また探し当てていただき光栄です! 最初のころの文章はもう恥ずかしくて私自身なかなか読み返せなくなってしまったのですが、少しでもたのしんでいただけましたら恥ずかしいのも癒えます笑 あおばさまもどうぞご自愛くださいませ! 5/27拍手をくださった方へ 高校から読んでくださっているッ…!! 完結まだまだでほんとうに申し訳ありません…!!でもずっと読んでくださっているというお言葉にとてつもなく励まされます。お暇な時に長雨たちに会いにきていただければ嬉しいです。 なんだか急に温かいお言葉をいただいていてびっくりしてます…ありがとうございます〜!!! [次#] [戻る] |