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おはよう、眠る君に沢山の朝を与える。




出没!
PDAFTモジュール王国パロ設定


(注:タイトルは気分でかわります

2017.02.11(土) 15:38
高良は酔うと脱ぐ癖がある。だからあまり酒は呑まないようにと言ってあるが、仕事の付き合いなら仕方ないかと大目に見ている。だが泥酔して人に運ばれてきた時には本気で絞めてやろうかと思った。
一月は俺の誕生月だから酒を控える、なんて意気込んでいたものの、いざ家に帰り、玄関の扉を開けると飛び込んできたのは、そこらへんに脱ぎ散らかした衣服達。靴下も裏返し。下着は落ちてないからそこらへんは思い止まったみたいだ。リビングに続く廊下を、彼が脱ぎ散らかした衣服を拾いながら抜け、扉を開けソファーを覗くと案の定、高良はぐーすかといびきを立てながら眠っていた。
(全く。気持ち良さそうに寝やがって)
片付ける身にもなれっての。とりあえず起こして風呂にでも入ってもらわねば。このまま寝かせて風邪を引かれても困るだけだ。この前も風邪は引かなかったものの、腹を下して大変だった。平気そうに見えて体が割と弱いことをそろそろ自覚してほしい。
名前を呼びながら体を揺すると、身動ぎするものの、一向に目は開けずに眉間に皺を寄せ唸る。
「…んっの野郎」
全く人が朝から晩まで立ちっぱなし愛想ふりまくりで疲れきっているというのにどんな夢見てやがるのか。本当呆れる。

いつだったか、女友達と話したことがあった。
『ね、慶子、どんな人がタイプなの?』
『え、あたし?』
『慶子の好きなタイプとか全然想像つかないんだもん』
『ん〜、そうね、あたしより強くて何事にも動じない人かな』
自分より強い人なんているわけがないと散々友達に否定されたけど、ある程度力があって自分の素性を明かしても何も動じず、ちゃんと受け止めて私を愛してくれる人、そんな人が側にいてくれたらいい、そう思っていた。
高良は力はないにしろ、俺自身を受け止めてくれている。理想と掛け離れているかと言われれば否定も肯定もできない。
(なんで好きになっちゃったんだろう)
恋をして人を愛すことなんて、もう無いと思っていたし諦めていたのに。
この手を、取ってしまった。
「俺もお前も相当変わり者だよな」
ふとした笑いが込み上げてくる。高良も高良だ、家がそうであるということをちゃんと受け止めた上で、一緒にいてくれることを選んでくれたのだ。こうやって同棲に至るまでにいろんなことに巻き込んでしまったし迷惑も掛けたけれど、こんなにも愛してくれる人は他にはいない気がする。
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2014.11.23(日) 20:29
私はロイド・アストレイ。北の国の王女。ここは極寒の地。夜には嵐のように風が吹き荒れ、雪が凶器のように降りかかる。暖かいのは昼の内だけという一年中冬の国だ。そこで産まれた私は、一人でも生き残れる強さを持てるように、幼い頃からいろんな武術を学び、今や右に出るものはいないくらいだ。別に自慢するわけではないが、召し使いのメリがそう言えと言うのでそう言っておく。
何しろ城が雪山の上にあるので、この城には私と政治を執り行う者数人と召し使いが数人。あまりの吹雪に近寄れる者がいないためにここにくるのは物資や郵便物を運ぶ一団のみ。滅多に客人は現れない。だからなのかどうしても体がなまってしまう。ときめきも何もない退屈な毎日だ。
いつもと同じ毎日。何も面白くない。それでも私は統治する者として目を見張っていないといけない。親は幼い頃に亡くした。私にこの国を託して。その責任を負わなくてはいけない。

「ロイド様」

そしてここ最近うるさいのは召し使いのメリだ。私の右腕的存在。力は私が上だが、この城の権力的地位は彼女が一番といっても過言ではない。そんな彼女がここ最近何かと言ってくることがある。
「そろそろ誰かをめとられては」
(またか)
これだ。何かと結婚して跡継ぎを残せと言ってくる。何も急ぐことはないというのに。しかもこの極寒の地に嫁いできてくれるようなそんなお姫様がいたら、もうとっくに結婚もしているし跡継ぎの心配もしていない。
そして決まり文句はこれだ。

「貴女のお母様は18で妻を得たのです。それに比べて貴女は20代後半間近だというのに妻を取らずにこんなところでだらだらと…。全く。アストレイ家の恥です」
「ひ、ひどい!」
メリは外見こそ若く見えるが母がまだ王女だった時からいるのでかなり上だ。ばあやのような。そんな存在だ。ただ口が悪い。
「私はロイド様の身を案じてですね」
「わかってるよ。でも相手を探そうにも私はここから離れられないんだぞ?どうやって探せばいいんだ?」
「それならこちらに」
そうしてメリがサッと胸元から出したものは一枚の封筒。押し印は西の国、ユリウスが王女として君臨している国の物。
「ま、まさかそれは」
「ええ」
嫌な予感はこんなときばかりに的中する。




「ユリウス様主催の三国舞踏会への招待状です」


そう言ってニッコリ笑う。
(悪魔の笑みだ…!)


舞踏会、これが私の未来を左右することになるとはこの時の私はまだ何も知らないまま、舞踏会に参加することになる。



end








はーい、ついに北の国のお姫様のお話。


おてんばお姫様×苦労性騎士
ヘタレ騎士×強気でクールなお姫様
訳有り騎士×ほわわんな正統派お姫様

と来たので今回は見た目はどうみても男なイケメンお姫様×???というかんじで行こうかなと。お相手何も決めてないどうしようマジで←←

あ、でも南の国のお姫様キャロルちゃんの話とか全然出してないな(笑)
まああの子複雑な設定の子やからまた次の機会に。

わー、ここ放置して一年過ぎてるー(笑)
まあまたちょこちょこ顔出します…←
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2013.12.12(木) 23:59
無口であまり笑わない彼氏がたまに見せる笑顔と赤面顔。このギャップに魅せられない女の子がどこにいようか。いや、いるかもしれないけど、それは極わずかだと思う。俺が何を言いたいかっていうと、俺が付き合ってる彼氏は無口で無愛想であまり表情を変えないのだ。感情が非常にわかりにくい。そんな彼を笑わせたり赤面させようとしたものなら、いつも返り討ちに遇う。だから諦めるのが妥当だ。でもたまには、と思ってしまうのも仕方ない。
圭斗くんの描いたBL漫画。
最初は抵抗があって読めなかったけど、今回初めて借りた漫画の攻め側が智生と似ている。それでも受け側の子の前ではかっこよくいたくて、わざとそういうかんじに装っているという設定。なんてかわいらしいんだろう。
(それに比べて智生は)
思わず、ため息が出る。確かに無口で無愛想で。それでもどこか優しい。意外と人思い。ちゃんと気遣ってくれる。冷たい印象が外見から出ているだけ。本当はもっと、もっと感情的で脆いのにどこかそれを出すのを堪えて、自分の気持ちを抑え込んでいる。思っていたより、ずっと、弱い。

「里句?」

ぎゅっと後ろから抱き締める。智生は俺を引き剥がすと両膝を床につき、俺の肩に手を置いて、どうした?って顔を覗きこみながら聞いた。
(優しい…、大好き)
優しく俺の頬をなでる。智生の手の暖かさが気持ちよくて、撫でられるままに、その手に擦り寄る。俺の手より大きくて、暖かい。全て包み込まれるような感覚。
「智生、」
とろん、と蕩けそうな顔で名前を呼ぶ。首に腕を回すようにぎゅっと抱き締めると、優しく背中をぽんぽん、と叩いてくれた。
「愛してる」
智生の耳元で囁く。すると俺は智生に抱き抱えられ、寝室へ。


(今日は俺の勝ち)


END














策士、里句。


色仕掛けでノって来るなんてあり得ない智生には泣き付くというか寂しそうにするのが一番だと気付いたようです。


智生は割と泣かれると弱いタイプです。人を放っておけない面倒見のいいお兄ちゃんてかんじですかねぇ。
特に里句には弱い智生くん。




さて、久々に砂吐きそうになる文章お届けしました。私だけが楽しい!!!←
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2013.10.04(金) 02:36

「少し待ってて」
セレス様と一緒に資料を取りに行く帰り、セレス様の想い人、アルス様と出くわしてしまった。別に嫌なわけじゃないしむしろ幸せそうに話をするセレス様を見ていると微笑ましくて。それでも私にとっては貴重なセレス様との時間を邪魔されてしまって少し、残念。
(…先に戻っていようかな)
なんだか、惨めな気分。

セレス様のお側についてもう結構経つ。セレス様の側で戦えることが私にとっての幸せ。役に立てるのならどんな汚いことでもできる。命なんて簡単に捨てられる。そんな覚悟でいる私をセレス様は知らない。私がこんなにセレス様を愛しているのかも。
(でも、それでいい)
叶わなくても、側にいられるのなら。
「サラ?」
「!」
(いけない、気を、抜いてた)
「すまないね、つい話こんでしまった。行こう」
「はい!」


背中を守る。それが、私の存在理由。

(この気持ちは、まだ秘めたままで)






END






はい、久々に古い絵出てきたから描いてみましたん。

前紹介してもらったアルスの同期のセレス。
セレスに恋をしてるサラ。

てかサラいたな、ここにもな(笑)
見つけた時びっくりしたwww

セレスはアルスの唯一の友人。アルスを一番理解していて、アルスに恋愛感情持ってる。
でも所詮片想いで叶わなくても側にいられれば、っていうこの子もサラとよく似てるな、そういや。

サラはとりあえず病的にセレス大好き。いっつも強気な態度でツンデレ全開(アルス嫌いとか言う)やけど、内心めちゃくちゃ臆病な子。




はい、久々の更新がオリジナルですいません←

ちなみに、載せた絵は一番左がアルスの手で真ん中がセレス、一番右がサラ。
サラが、持ってるの資料です。

それとこんなところで、悪いのですが、文リクエストは二次元限定でお願いします。自信が、ないんです←←


さて、今日は落書きしたのでもう寝る!
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2013.07.13(土) 12:18






○美しくなると思ってたけどそこまでだとは思わなかった



一番肝心なとこ間違えた
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2013.07.13(土) 12:14
記憶の奥底にしまいこんだはずの想いが、僕をあの頃に戻す。優しく笑う貴方に僕はずっと憧れていた。
今はもう、違う。その想いも今は儚く消え去って、いい思い出だと、遠い過去だと。








「…ジーニアス?」



できるなら、貴方には会いたくなかった。


(未練がましい)

抑えきれる自信など、僕には…。


END













VOICEをPDAでジーニアスとスミレたんでやって思い付いた設定。


ジーニアスは元々、スミレの国の研究員。スミレの幼い頃からいて、スミレの成長を見守ってきた。いつのまにか笑いかけてくれるスミレに恋愛感情が芽生えてしまう。
勿論、スミレは時雨に惹かれて、はたまた、時雨もスミレに惹かれていたのは知ってた。
分かってはいたけれど、抑えきれなくて幼い(ていっても14歳くらい?)スミレを襲ってしまい、強姦未遂で国を追放される。
自分のしたこととはいえ、これから目に写すこともできず、一生会えないという事実が辛くなる。
想いを押し殺して拾われた国の研究所にこもるジーニアス。


スミレはスミレで自分の知らない世界(科学や物理など)を教えてくれるジーニアスが大好き。でも襲われたことには相当びっくり、というかショックだったようで、一度は避けたりするものの、やっぱり好きな気持ちは変わらないので、ジーニアスに構ってしまう。
だからか、ジーニアスが国外追放されることに納得がいかなかった。追放された後も密かにジーニアスの所在を探していたりする。


久々に見たスミレは一緒にいた頃と別人で驚くジーニアスさん。
成長したらさぞ美しくなるとは思ってなかったジーニアスさん。
久々の再会でいろいろフラッシュバックしたジーニアスさん。

ジーニアス「惚れ直しました(キラキラ」
時雨「だまれこの変態化学者」
スミレ「こらっ!」

ジーニアスと時雨でスミレ取り合いもニヤニヤする!←
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2013.07.11(木) 01:10
ナギサと喧嘩して(ガチの)、城を飛び出すハク。行くとこなくてさ迷ってたら、怪しい路地にたどり着いて不安がってるとこにいかにも悪そうな男共がハクを襲おうとした時にサッとルカが助けにくるという話を考え付いてしまった。





「全く、こんなところあんたが来るようなところじゃない。もう少し危機感を持ってもらわなきゃ困る」とか言われて、しゅん…てなっちゃうハクたん。
「ルカのおうちに行こうと思ってたの。そしたらいつのまにか…」てまたしゅん、てなっちゃうハクに仕方なく一晩だけお世話するけど、何やら、外が騒がしくて、見に行ったらハクが城抜け出してすごい騒動になってて、危険を感じるルカ。
このまま連れ去ってしまおうかと思うけども、ハクの幸せを思って大人しく帰すルカ…。しかしハクもハクで一緒にいたい気持ちが強くて離れがたくなってしまうというネタをだな、考え付いてしまってだな。


形にできなくてつらい。でもいつか文に起こしたいと思いますー


とりあえず、今は脳内再生で…←
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2013.05.26(日) 03:02
「キスしよう」をサラ風に伝えると「ちゅー…しよ?///(上目遣い」になります。 http://shindanmaker.com/326527

※オリジナル注意
※設定などはこの一個下参照












最近、ユリウス様は政事が忙しいのか構ってくれません。いや、わかってはいるのです、ユリウス様はこの国にとってどれだけ大切なお方なのか。
(わかって、はいるのだけど)
少し、寂しい。
「サラ」
名前を呼ばれて、サッと後ろに控える。姫は今、外にあるバルコニーで仕事の続きをしていらっしゃる。コトン、とペンをテーブルに置くと、私の方を振り向いた。
「何か私に言いたいことがあるのではないか?」
姫は腕を組み、足を組むと、片膝を付いて跪く私を見下ろして言う。声色が少しだけ怒っているようで、顔をあげるのが怖い。すでに泣きそうだ。
「いえ、何も」
「本当か?」
「はい」
やばい、少し声が震えた。
姫はここ最近、部屋に引きこもってばかりで、側に近寄ることもできず、触れることなんてほとんどなかった。
その度に、触れたい、触れてほしいという欲ばかりが湧いてきたが、今回ばかりはどうしようもなく。
(う、この沈黙が怖い)
「正直に言わないともうキスしてやらない」
「し、したいです!!」
バッと、顔をあげてしまった。姫はムスッとした顔のまま、私を見た。つい即答して本音を言ってしまい、恥ずかしくて自分でも顔が真っ赤になるのがわかった。
それに気を許したのか、姫は少し笑って、私の顎を綺麗な指先でくいっと、あげる。


「おねだりの方法は教えたでしょう?」

そう意地悪く笑う姫も十分美しくてたまらなくて。


「キス……したい、です、お願いします、ユリウス様」

「よくできました」









そう言って、姫は私に馬乗りになって口づけをくれた。今までの欲が満たされる程、たくさん。




今日もまた私は姫に囚われる。


End













そしてそこでおっぱじめるのかは想像にまかせます←



サラはね、ユリウスの前じゃただの泣き虫なヘタレさん。
目からも鼻からも出してべっちょべちょになるくらいユリウスの前では緩みっぱなし(笑)

そんなサラを宥めるユリウスはただの母親かなんかかっつーくらいのね。


サラはユリウスの護衛になる前は戦場に駆り出されたりする兵隊の一人だったりもした。
割と強いので、力も買われてたみたい。
アルスが剣士として憧れの存在で、戦えた日には喜びすぎて我を忘れたりして、その時の騎士団長によく殴られてたとか。

キレると手を付けられないのはアルスと一緒です(笑)

上目遣いでおねだりするサラは可愛いと思います(親馬鹿)
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2013.05.26(日) 02:16
「キスしよう」をユリウス風に伝えると「キスするか家を爆破されるかどちらか選べ」になります。 http://shindanmaker.com/326527



※オリジナル注意
※前回のオリキャラに自己紹介してもらったやつと世界観は一緒。隣の国の話。





別に素直に言えばいいんだが、こいつの場合、キスしようなんて言えば緊張してそれどころではなくなる。
「あ、あの、ユリウス…様?」
かと言ってこちらから仕掛けねば何もしてこないのはわかっている。私の護衛に立って何年経ったのか。私たちに芽生えた感情はただの絆だけではない。お互い惹かれ合って、恋人同士という関係になり、現在に至った。
ハグはおろか、キスさえもまだな私達が急接近するならば、これしかないと思い、就寝前にベットに押し倒してみた。
(しかしどうしたものか)
見つめていると、どんどんサラの顔は赤く染まり、動揺を隠せず、涙目になっている。早くせねば、泣き出すのは目に見えている。
(情けないな)
仕掛けた私の方が震えている。
こんなにも愛しいのに、触れることがこんなにも苦しい。

「ユリウス様」

私の名前を呼ぶ、すがるような声も全てがたまらない。
「サラ、」
「は、はい」
「キスするかお前がここから出ていくか、どちらかを選べ。さもないと、……!」



言葉を遮り、私の唇にサラは軽く口づけた。腕をがっちり両手で拘束したにも関わらず、私はそのまま反対に押し倒された。
(全く)


フッ、と吹き出すように笑うとサラは照れて顔を真っ赤にした。

「この体力馬鹿」


茶化すようにそう言ってまた口づけを交わす。今度は私から。
言うだけなのにこんなに胸が締め付けられるなんて、おかしいな、そう笑うとサラは「そうですね」と私に微笑んだ。



End











ユリウス様ァアアアアアアア。





ユリウス様っぽい結果だなーと思って書いてみました。初チュー話。


サラはユリウスの護衛になる為に生まれてきたようなものなので、サラにとって、ユリウスは絶対的なもの。
なので逆らうことはできません。

ユリウスは住んでる国を守る姫であり、病気で床に臥せている母親である王妃の代わりもしているので、政治も行わなければならないので大変なのです。

※この世界では国王にあたる人の役割を王妃が取り仕切っている。

サラは幼い頃から一緒だったので、ユリウスにとって、サラは欠かせない人物。
しっかしサラは剣術や武術に長けていて、強いことは強いから、側に置いているんだけども、本当はかなり気が弱いので、ユリウスはいつも心配で仕方ない(笑)

お互い、他では気を張って強い自分を演じてはいるけれど、二人っきりになるとお互いの気が緩むんだとか。

二人の関係性を言うとこんなもんか?
まあ、また後程…( ̄▽ ̄)
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2013.05.16(木) 02:23
「ほらよ、頼まれていた資料」
無造作に机に音を立てて置かれた紙の束。男はモニターをチェックしつつ、眼鏡をくいっ、と人差し指で上げると後ろを振り向く。
「御苦労様でしたね。探すの大変だったんじゃないのかい?」
そう言いながら立ち上がって、資料を手に取る。ルカはため息をついて答えた。
「探すのより、ローレライ王妃からの立ち入りの許しを貰うのが大変だったよ。大体、なんでこんな資料が必要なのさ」
資料と言って渡したそれは、ローレライ王妃の前の王妃の出生記録。過去の王位のことや、国に関する重要機密は専用の図書倉庫に保存してあり、王妃の許しがない限り、コピーでも持ち出すことは禁じられている。まるで今のご時世にはあまり関係ないことで、研究にいるにしてもどうするというのか。
ルカは気になっていた。しかしその男、ジーニアスは、フッ、と口角を上げると、無造作に置かれた資料を集めだした。
「君は気にならないのか?どうしてローレライ王妃があんなにプリンセス、ハクを消そうとしているのか」
「!」



「純粋に興味があるだけだよ、科学者としてね」



そう言って、ジーニアスは資料を手にモニターに向かった。













(この男、どこまで知っている?)


END








はい、ジーニアスさんPDAにようこそ!



ということで敢えてVFとジーニアスさんで浮かんだやつを吐いてみました。




ジーニアスさんは科学者でいろんな研究してて、ラボに常に引きこもっててもおかしくない。外にでるのは月に一度くらいなんちゃうかなー。
というのがモジュ国妄想でのジーニアスさんのイメージ。

VFはたまーに手伝ったりしててもいいねー(´▽`)

そしてジーニアスはVFがゴシパに惹かれてることも知ってたりして。


PDAのジーニアスさんがけしからん!!!!
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おはようを一回、おやすみを一回、何度も何度でも君を愛すよ

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