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2013.03.01(金) 09:06
一日一坂陸奥、終了です!
一ヶ月間ありがとうございました\(^O^)/
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2013.02.28(木) 07:28


28【言葉】


「陸奥」
背後から陸奥を抱き締める。
正面からとではまた違う温もりと柔らかさがたまらない。
「好きぜよ」
そして、後ろからだとなにぶん反撃されにくい。こうして耳元で愛を囁くのが、こんなにも簡単だ。
「…そうか」
冷たくあしらわれたようで、実は顔を赤くしているのも見える。
「陸奥、おまんも…」
腕の力を強くする。中にいた彼女がかすかに身動いだが、逃げ出す素振りはない。
「」
そして、呼吸をすれば掻き消されるような声が陸奥から聞こえた。
「…ありがと、わしもぜよ」
そしてまた、強く抱き締める。



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2013.02.27(水) 07:07


27【看病】


「どういてじゃ!看病の醍醐味はコレじゃろ!」
「止めろクソモジャ!こんなんじゃき今日はおまんに会いとうなかったんじゃ!」
「どーでもええき、おまんはじっとしとれ!わしが薬飲ましちゃるきに!」
「やめろ近付くな離れろ!」
「薬の口移しはド定番じゃろうが!」
「粉薬でやるやつがあるか!」
「錠剤ならええんか?」
「そういう問題か!」



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2013.02.26(火) 11:14


26【会いたくない】


「…だそうです」
「は?…すまん石田、もう一回言うてくれんか」
「ですから、会いたくないんですって。陸奥さん。坂本さんに」
「…は?」
「何やらかしたんですか、すっごく辛そうにしてましたけど」
「む、陸奥が、か…?」
「はい。わしのことほっといて今日一日仕事に専念しろー、だそうです」
「な、な…」
「ちょっと涙目でしたよ。今ごろ多分苦しんでると思います」
「…陸奥ー!」


「…石田ぁ、おまん…性格悪…」
「おー、長岡。けど間違ったことは言うとらんぞ」


陸奥の部屋の鉄製扉を蹴破った坂本が、39度の熱にうなされた彼女を発見するまであと数分。


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2013.02.25(月) 09:00


25【五分】


「おい、坂本」
「んー…?」
「いい加減離れんか。邪魔じゃ」
「今充電中やき…あと五分…」
「その五分がかれこれ一時間になるんじゃが」
「…あと五分…」



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2013.02.24(日) 07:03


24【惚気】


銀「…おい辰馬、その顔の紅葉どーしたよ」
坂「アッハッハッハッ!陸奥に迫ったらバシーンとやられてのー!」
銀「…」


桂「…坂本、サングラスはどうした」
坂「アッハッハッハッ!陸奥に踏まれたがじゃ!」
桂「サングラスをか?」
坂「いんや、顔じゃ」


高「お前、首に歯形付いてんぞ」
坂「ん?これか?まだ残っちゅうがか…」
高「…女か?」
坂「アッハッハッハッ、当たりじゃ!イく時にガリッと噛まれてのー」



坂「金時ーヅラァー高杉ー!わしなぁ、昨日…」
銀&桂&高「「「どうせ惚気だろ」」」


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2013.02.23(土) 06:55


23【ただいま】


坂本が数ヶ月船を空けることはよくあることだ。大抵はキャバクラに行っているのだが、たまに面倒なことに巻き込まれて傷だらけで帰って来ることがある。
快援隊にとって有益な何かしらの代物を抱えて。


「陸奥…ちゃあんと帰って来たきに、もう泣かんでくれ」
「誰が…おまんなんぞの為に泣くか」
「嘘つきじゃのう」


そんな時、坂本は包帯が巻かれた胸に陸奥を抱き寄せるのだ。
それが、ただいまのしるし。



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2013.02.22(金) 07:54


22【賭け】


長「わしは偶然に夕飯代」
石「そんならわしは、それなりに何かあったに昼飯代」
岩「お二人とも、何やってるんですか?」
長「今日、坂本さんと陸奥さんが朝の会議に同時に来たじゃろ?」
石「それが偶然か、一夜を共にしたせいかの賭けをしちゅうんじゃ」
岩「へー…それで、どうやって答え合わせを?」
長&石「「おまんが聞いて来い」」
岩「ええ!?」



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2013.02.21(木) 09:16


21【抱き枕】

「最近不眠症ぜよ…坂本、何かええ治療法はないんか」
「ん?そうじゃのー…抱き枕とかどーじゃ?ぎゅーって抱き締めたら気もちいし温いしのう」
「おまん、抱き枕なんぞ持っちゅうがか?」
「何言っちゅうか。わしの抱き枕はおまんぜよ」
「…」



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2013.02.20(水) 10:49


S【バラ】


「…陸奥、どうしたんじゃそのバラ」
「先方さんに貰ったんじゃ。一本でも立派にラッピングされりゃー豪華に見えるのう」
「…ふーん」




「陸奥ー!コレ受け取ってくれろー!」
「…おい、何じゃコレは」
「バラぜよ!業者に頼んで買ったがじゃ!スリーナインあるぜよ!」
「999本かか?!何考えちゅうんじゃ!」
「先方さんに対抗したんじゃ!」
「本数の問題か!」
「本数の問題じゃ!」



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