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永遠に覚めない夢を
メグリアウ
    「は...?...なン...で」 


   突然の質問にオレはかなり動揺していたと思う。


  「お前は...前世の記憶ってやつ...あンのか?」

   
   そう問いかけると

    「ないよ。なんとなく言っただけだから、気にしないで。」


    と、いつものように笑いながら言った。その時の顔がどことなく寂しそうに見えたのは気のせいだろうか。 


まぁ少し気になるところではあったが深く追求する気もないのでそのまま黙った。

   それから9時までは他愛もない会話をしてすごした。




―――――


   そして9時。
  オレ達は車から外に出て公園に向かった。そして公園に着くと目を疑った。


     「なンだよ...コレ...」



一面に花が舞っていた。公園を埋め尽くす、花。
 そしてその中央には ギアッチョの記憶の中にいた少女と変わらない、淡い赤色のワンピースを見にまとった少女がいた。
   





      「...っ......紅葉...」


   思わず口をついて出ていた、アイツの名前。


  





    オレ達はまた、巡りあった。



    



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