永遠に覚めない夢を キオク アイツは、ある日を境に突然オレへの態度が冷たくなった。 理由を聞いても完全に無視で、キレやすいオレはただイライラしていた。 そんな時だ。アイツはオレに向かって 「もう、嫌い」ただそれだけを言って離れて行った。 オレの体は勝手に動いて、アイツの首を...絞めていた。 軽く力を込めると簡単にアイツは動かなくなった。 ―――それが俺の「最初」の世界の「最後」の記憶――― 俺は愛する人を 殺した。 そして動かなくなったアイツを見て、すぐに自分も 後を追った。 [*前へ][次へ#] |