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贈・貰
jealousy(隠紅葉様へのキリリク)
長太郎と付き合いはじめて2ヶ月


宍戸さぁーーーーん

この声を聞くとイライラする
いや少し語弊があるかもしれない
正しくはその名前を聞くとイライラする、だ

宍戸といるときの長太郎のあの表情
私は長太郎のあんな顔知らない
そりゃ私にしか見せない笑顔は
あるかもしれない
けどあのキラキラした顔の前ではそれは霞んでしまう
そんなことを思う私が嫌になる
そもそもなんで男に
嫉妬しなきゃならないんだろう・・・・。

よし

すっきりするためにも


宍戸を一発殴ってこよ。



『宍戸ぉーーーーー!』


あぁまただ・・・
また宍戸さんにイライラする
名前さんは宍戸さんといるとき言いたいことを包み隠さず言っている
俺にもそうなのだがやっぱり少し遠慮してる気がするだからこそ俺は宍戸さんが憎くなるときがある
こんなことを思ってはいけないのは分かってる
ただ名前さんがとられる
そう考えてしまう自分自身がいる
・・・やっぱ俺ってまだ子供だなぁ



「おい、長太郎」
ある日宍戸が長太郎を呼ぶのが聞こえた
あぁ、また嫉妬するのかぁ
「それと苗字、お前もだ。」
驚いた
私が宍戸を呼ぶことがあっても
あいつが私を呼ぶことはほとんどないからだ
私と長太郎は顔を見合わせた
長太郎も何故呼ばれたか
分かっていないようだった
とりあえず宍戸のもとに向かった


口火を切ったのは宍戸だった
「お前ら、いったいなんなんだよ!!!」
『なにって何が?』
宍戸の言っている意味が分からなかった
長太郎も頭上にハテナマークを浮かべていた

俺に対するその嫉妬心だよ!気づいてないとでも思ったのか?」
「気づいてたんですか」『気づいてたの
長太郎と私の言葉が重なった
ん・・?待てよ・・なんで長太郎が驚く必要があるんだ??
相手も同じことを思ったらしくこちらを向いていた
「あたりまえだろう!特に苗字なんて
 包み隠さず言葉にs『ねぇ、長太郎!!』
宍戸が話してる途中だが構わず続けた
俺の話は無視かよ!と吠える宍戸はスルーしていると
あきらめてどこかへ行った

『長太郎も宍戸に嫉妬してたの?なんで??』
「それは・・・
 名前さんこそなんでですか??」
俯きながら話す長太郎
私も俯いてしまう
長い沈黙が続く
このまま黙っていてはいけないことくらい
馬鹿な私でも分かる
言わなきゃ。
口を開き言葉を発した
『長太郎が宍戸と』「名前さんが宍戸さんと」

『「仲良くしてるから///」』

またしても言葉が重なった
驚きより嬉しさが優ったのを感じた
長太郎を見ると顔が赤くなっている
私もなんだろうけど
目線が合う

『長太郎!』「名前さん!」


「『大好き(です)!』」

私は長太郎にダイブした





あとがき
なぜか一回消えてしまったので記憶を引っ張りだして
頑張りました!
それから今思いましたが隠紅葉様のことを
馬鹿と書いてしまっています
すみません
隠紅葉様のみお持ち帰り&批判受け付けさせて
いただきます

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