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長編
part3.
過去に戻れるなら昨日のうかれた私をぶちのめしてきたい・・・・
バカバカバカ私のアホ
何で気づかなかったんだろ・・・コイツが、

白「何ぶつぶつ言っとんねん!
  そんな暇あるなら、はよこの問題解きぃ!!」


白石が  スパルタだって・・・・・

 『ああーーーもう!分かんないものは分からん!!なんで
  ここからこの答えがでてくるのさ!!』
白「分からん思いこむから分からなくなるんや!
  よう見ててみ!この公式をこうやって当てはめていけば・・・
  ほらな!答えがでるやろ!!」

そんな満面の笑みで言われても分からん!!!
白石とは脳の作りがちがうんだよ!
と心の中で反論してみるも状況は変わらず
私の前には白石がいて隣にはきれいに積み上げられた問題集が鎮座されている
白石は教え方が上手いし分かりやすいけど・・・・でも・・よしここはいっちょ派手に
 
 『宣誓ぃ!!!私、苗字 名前はぁぁぁぁ
 テニス部部長、白石蔵ノ介の教えのもとぉぉぉ
 勉学に励んでいrっぶほぉぉおぉ!!!
 ・・・いっったいなぁ・・白石!何も叩くことないじゃん!!』
白「ハっ!すまん無駄が多すぎてつい(棒)」
  『絶対思ってないよねその顔!
  セリフにすら(棒)って書いてあるし!』
白「で、なんやねん?いきなり大声だして」
 『めんどくさいからってスルーしたな・・・
  まぁ、いっか。
  あんね白石!単刀直入に言いますと飽きt「ほい!これ追加分のプリントな!!」
  『最後まで聞けよアホンダラァァァ』
白「寝言は寝てから言いや!!
  俺、ちょっと便所行ってくるからその追加分と残ってる問題
  解いて待っときぃ」

そう言って出て行った白石を舌を出しながら見送った私は渋々問題集と向き合うことにした
んーーーここは、この公式・・?そーするとここが
・・・こーなって・あーやば、分からなすぎて眠くなってきた・・・・・・・・・

   ガラッッ

白「名前!!どれくらい解い・・・・・って寝とる・・・」
この短時間でよう寝たわコイツ・・・・
まぁ俺も、初日から張り切りすぎたんかなww
今回だけは見逃したろ。
あっ!!そや、ええこと思いついた!!
         ・
         ・
         ・
ん・・・・あれ・・・白石、戻ってきてる・・・
!!!!戻ってきてる!?!
やっちまった!私、寝ちゃったんだ!あわわわわわ

 『し、、、しら、いし?』
返事がない、ただの屍のようだ
じゃなくてほんとに返事がない!
そんなに怒ってるのか!!
内心混乱状態のまま白石をチラっとみると微動だにしない白石が目に入った
・・・・・・・・?寝て・・る?寝息も聞こえるし・・確実に寝てるな
白石、きっとテスト前で部活できないから
朝自主練とか家とかで練習してるんだろな・・・
それに加え私の勉強も見てくれてそりゃ疲れるよね・・・・
・・・・しばらくそのままにして
おくわけがないだろwww
早速いいこと思いつーいた!ふふふww

さて、白石が起きるまでに問題解いて驚かせてやるか!とりあえず眠気覚ましに顔でも洗ってこよ!!
意気揚々と廊下にでた私は水道に向うと、階段を降りて来た謙也に遭遇した
謙「おーっす!っておまwwwww何やwその顔ww」
何だこいつ
人にあった瞬間に笑い出しやがって
失礼なやつめ!豆腐にプレスされて死んじまえ!
なおも笑い続ける謙也を無視して蛇口をひねった
ふと備え付けてある鏡を見ると
 
 『なんじゃこりゃぁぁぁ

顔がペンで落書きされていた
くっそぉぉ絶対アイツしかいない!!
アイツ以外誰がこんなことするというんだ!
 『白石の奴!!』
鏡に映った自分を睨みながら呟いた刹那

白「呼んだかww?」
 
 『っっっ!!!』
教室で寝てたはずの白石が・・いた
何故ここに!
しかも・・・・私が白石の顔に書いた
芸術が消されているだと!!
白「なんで俺がここにいるのか、って顔やなww」
私は首をブンブン縦に振った
謙也は話についていけてないようでキョトンとしてる
白「それはやな・・・・狸寝入りしとったんやww」

な、何ぃぃぃ!!!?!
じゃまさか!
 
 『落書きも気づいて・・・ました・・・よね・・?』

白石はとびっきりの笑顔で
白「あたり前やろ、どアホ」
と言い私にチョップをかましてきやがった
白「とりあえず教室もどるでぇ。続きやらなアカンやろ!さっきの量2倍・・・いや3倍な(微笑)
  あ、謙也!もちろんお前もな!」
謙「な!なんで俺もやねん!」
白「なんや?文句でもあるんか?」
謙「参加させていただきます」

結局私たちは白石の笑顔に負けて問題集と向かいあうことになった


謙「なぁ、名前
  俺、思ったんやけどよう考えてみたら
  白石もお前に落書きしてたやんな。
  だったらおあいこやん!」
 『だよね!!!
  なんでこんなに量を増やされなきゃならんのさ!』
白「聞こえとるでww・・・。4倍な☆」
  「『ぎゃぁぁぁ鬼ぃぃぃぃ!!』」

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