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短編
Do you know (仁王)
  『ねぇ、仁王』

  
  「なんじゃ?」

  
  『暑い、離れて』

放課後、試験勉強をしていた私たち
仁王は10分足らずで飽きたらしく
私の勉強の邪魔をしてくる
現に私は後ろから仁王に抱きしめられて
勉強どころではない
何だ、この状況、、?

  「なぁ、名前」
  
  『なに?』
  
  「俺のこと好きか?」


  
  
  『・・・・・・・・・・・・知らない。 いーかげん離れて』
  「いやじゃ。」
  『は?』
  「名前のキモチ聞くまで離れん。」




  
  


  『ねぇ、仁王』

  「なんじゃ。」

  『・・・・・・・好きだよ。』

  「誰が?」

  『・・・・・・・・・私が仁王を』

  
  「知っとる。」
  
  『・・・何それ・・・・ずるい。』

  「それも知っとる。」



仁王は分かっていたかのように不敵な笑みを浮かべた
不覚にもときめいてしまったのが悔しい

結局勉強は進まなかった


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  『ねぇ、仁王』

  「なんじゃ?」

  『大好き。』

  「俺もじゃよ。」







あとがき
自分は何がしたかったんだろうか・・・・・
テスト来週だ・・・・


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あきゅろす。
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