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短編
お家へ帰ろうwith千歳
キーンコーンカーンコーン

っしゃぁ!終わった!!
やっと家に帰れるぜ

私名前はただいま韓ドラの
再放送にはまっているのだ
あぁ早くグ○ちゃんに会いたい
しかし今日は最悪なことに雨だ
よしっ今日はバスで帰ろう!!

帰りの会が終わりダッシュで教室を出た
昇降口を通り抜け門をくぐりバス停まで
一気に走った
学校からバス停まではそこまで遠くないが
普段運動をしない+傘を持って走ったのでこれだけで息があがった

ヤバい 久しぶりに走った気がする
つ、つつ疲れた
ととととりあえずベンチに座ろう

休憩するためにバス停に置いてあるベンチに向かった
そこには先客がいた
あ、千歳だ。身長を見てすぐに分かった
『おーい。千歳ぇーー』
「ん?おっ名前か。
 お前さんもバスで帰ると?」
『そーだよ!楽しみな事があるからね
「楽しみな事ってなんね?」
『楽しみな事っていえばアレしかないじゃん!』
アレで通じるかは分からないが言ってみた
「アレ?・・・あぁ確かにアレはたのしみやねぇ
!!!通じた! 千歳も韓ドラ見てたのか!
千歳に感動したっ!キミの瞳に乾杯級だよ!!
「名前!楽しみやね!!バス早く来んかなぁ
笑顔が輝いてるぜ
こんな千歳初めて見るかもだよ
まぁ楽しみなのは分かるよ
あぁ本当に楽しみだなぁ
私たちは周りから見たら奇妙なほど
ニコニコしながらバスを待った

二・三分するとバスがきた

プシューーー

勢いよくバスの扉があいた
待ってました!といわんばかりに
バスに乗り込んだ





あれ??
千歳が乗り込んでこない??
何やってんだ、あいつ?

と思い振り返ると不思議そうな顔をした千歳が
ベンチに座っていた

『千歳?なにやってんの?早く乗りなよ
 アレが見れなくなるよ?』
「なに言ってると?名前こそ、それに乗ると
 アレが見れなくなるとよ?」
『は?何言ってるの千歳?だいじょうぶ?』
「俺は大丈夫たい。名前の方こそ大丈夫と?」


・・・・・・・・は?


千歳の言ってることがまったく理解できない
まず韓ドラはTVで見るものなんだから
こんなバス停では普通に考えて見られないだろ




いや、待てよ・・
千歳はアレを何だと思ってるんだ?
てゆーかほんとに〈アレ〉で通じたんだろうか?






『・・・・ねぇ、千歳』
「なんね?」
『千歳の言うアレって何か教えてくれない?』
「????
 バス停に来て楽しみなことといえば
 猫○スに乗ってト○ロに会う事に決まってるたい♪






    は?



え・・・この子だいじょうぶかしら?
何故バス停+アレ=ト○ロに会える
になる??
私がおかしいの???

いや、おかしいのはあいつ
わたしはいたって正常なはず・・・否正常だ!!

「おーい名前?どーしたと?」
自分の発言によりこーなったことを
千歳は理解していないようだった

見ろ、バスの運転手まで唖然としてる
てか私たちバスを止めてト○ロの会話をする
迷惑な乗客じゃないか!!
他の乗客の視線が痛いぜ
この空気でバスに乗る勇気がない私は
しょーがなくバスから降りた


『千歳のせいでバスに乗れなかったじゃん
 次は40分後だよ!!もうほとんどドラマ終わってん
 じゃん
「名前!!やっぱり名前も
 ト○ロに会いたかったとね!!」
『・・・・・・人の話聞いてた??
 もうお前・・・・いろんなことにびっくりだわ!!!』


こんなやりとりが続き
なんだかんだで一緒にバスを待ちました・・・・・・






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「猫○ス来なかったとね・・・・・・
『だ、大丈夫だよ千歳!!あいつは絶対やってくるよ!
 やる奴だから!あ・・明日も探してみよ
なんで私励ましてるんだう・・・・・・・・・・・・



あとがき
終わり方が自分でもよく分からなくなってます・・
あと方言は分からなかったのでてきとーです。
すみません(__)
ドキサバのト○ロを探す千歳が
可愛すぎたんです
私的はト○ロより猫○スの方が好きです




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