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短編
お家へ帰ろうwith謙也
『わぁお、雨めっちゃ降っとるやん。』
最悪だ・・・
今日にかぎって傘もってないんだよねぇ・・


「こんなところで何しとんのや?」

ん?私以外の声がしたような・・?
まぁ  いっか

「ちょぉ待てや!!少しくらい気にしてくれても
 ええんちゃうか!?」

何か聞こえた???
まぁ  いっか

「おまっ 絶対聞こえてるやろ!
 無視すんなや!!ほんと悲しくなってくるから
『もう、なんだよ謙也。
 まったく、かまってちゃんなんだから
「お前、結構面倒くさい奴やなぁ。」

お前だけには言われたくないわ!
今私は傘を忘れて気分がdarkなんだよ
と思ったが言うとまた面倒くさくなるので
やめておいた
私って大人〜
「なんやその顔、気持ち悪いで」
『もとからこーゆー顔なんですぅ
 ほっとけ!』
「今日の名字はピリピリしてんなぁ。
 ・・・・・あっアレか傘忘れたんやろ。
 アホやなーww」
『そーですけど何か?』
「そんな名字に
 ええことおしえてやろ思ってなぁ
『え・・?なに、まさか傘を貸してくれるとか
 言っちゃったりするかんじ?』
「フッ。そのまさかのまさかや
というと謙也はゴソゴソと鞄をあさりだした。
途中、鞄から変な形の消しゴムが落ちたので
拾おうとしたら さわんなや と激怒された

五分待ってもなかなか傘が出てこない
正直イライラしてきたが傘のために我慢した


二十分がたった
我慢の限界がきたようだ
『おまえ傘探すのにどんだけ時間かかるんだよ!なに、その鞄は変な消しゴムしか入ってないわけ?』

消しゴムの事を言われているのにもかかわらず
謙也が黙っていた

まさかこいつ・・・・・・
傘が無いのか?
『謙也君・・・もしかしてさぁ・・』


「すまんなぁ名字。 傘、家に置いてきてしもたみたいや」

『まぢか・・・』
「まぢや・・・・」

おいおいおいおい謙也君よぉ
私の貴重な時間を無駄にしやがって
なんだかんだいってもう30分はすぎてるよ
時間は待ってはくれないんだよ

無言になった私を見て謙也は
「ほんまに堪忍なぁ名字
 かわりに一つだけゆーこときいたるわ」
と言った。

まじで!

『じゃあねぇ・・・
ゴニョゴニョ
「しゃ、しゃーない。・・・やってやるわ」





放課後、雨の通学路には
少女を背負って猛スピードで去っていく影がひとつ。


『ひゃっほー
「耳元で五月蝿い。だまっとkうぇゴホッゴホッ首しめんなや!!どあほ!」






あとがき
なんかgdgdですみません。
この話は個人的に楽しかったので
シリーズにしてみたいです!









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あきゅろす。
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